何が「やり通せるかどうか」を分けるのか? ③
2014/03/05
カテゴリーヒーリングセッション情報
意欲やモチベーションが湧かない、湧いても持続しない、挫けやすい、こういう問題を抱えている人は珍しくありません。それでは、せっかくの能力や才能も十分に発揮できないまま人生を終わってしまう事にもなりかねません。
それを本人たちは、自分が持って生まれた特質であると思い込んでいるケースが多いのがまた残念な事です。
これまで、このシリーズは2回連載してきました。1回目は、早期不適応的スキーマと、fixed-mindsetの思考パターンについて、2回目は、魂の抑圧というテーマについて述べてきました。
今回は、それら以外に意欲やモチベーションを損なう思考パターンについて紹介してゆきます。皆さんが、筋肉反射テスト、あるいはペンジュラムなどを上手に使えるなら、「意欲を持つ」「願望を持つ」「願望を実現する」「願望を実現するために行動する」という4つのフレーズに対して、潜在意識がどう反応するか調べてみましょう。以上の4つのフレーズについて
~とはどういうことか(定義)
~とはどんな感じがするか(感覚)
いつ、どういうときに~するか(タイミング)
どうやって、~するか(方法)
いかに、~しながら日常を過ごすか
(日常への落としこみ)
~についての創造主の見方(創造主による定義)
~することは可能だ(可能性)
~することを自分に許す、許されている(許可)
~しながら受け入れられる(受容)
~することがサポートされる(サポート)
~しても大丈夫(安全)
~することを楽しむ、愉しむ、喜ぶ、歓ぶ、(喜び)
〜する事が歓迎される、歓ばれる
~に必要なリソースがすでに身についている
という14項目に対して当てはめてテストしてみましょう。〜する事は可能だ、という項目まではYESでも〜する事を自分に許す、許されている、以降の項目にNOの反応が出る事がいかに多い事かに驚くかもしれません。
私は、MRA(Magnetic Resonance Analyzer)という装置を使って、数多くの方のテストをしてきた結果、テスト項目はこれら14項目すべてが必要だという結論に到りました。
なぜ、NOになる項目があるのでしょうか? それは、「意欲を持つ」「願望を持つ」「願望を実現する」「願望を実現するために行動する」これら4つのフレーズが、ごく幼い時だったらどういう行動になりえたか、そしてそれに対して主に親など養育者、あるいは兄や姉がどういう行動、態度をとったのかという事が影響している可能性が高いのです。
いろいろなものによじ上る、いじり回すといった事だった可能性が高いのです。その結果、怒られる、イヤな顔をされる、あるいは痛い目に合うといった体験をしたかもしれません。
それで〜すると〜されるといった思考パターンが出来たとしても、あらゆる事に対して無気力になったりはしません。期待される行動やならなければならない行動をこれらの思考パターンは妨げはしないのです。
しかし、人から期待されているわけでもなく、義務でもない、全く純粋に自分の願望での行動となったときに、それらはメンタルブロックとして作動するのです。
その際に、何が起るのかは人それぞれです。やりたい事が分からないという事かもしれませんし、いろいろなやらない理由を考えつくかもしれません。途中で意欲が萎えるかもしれませんし、ちょっとしたつまずきによって放棄したくなるかもしれません。あるいは行動は起こしたものの、どこか体の具合が悪くなるかもしれません。
こうしたメンタルブロックは、本当に心からやりたい事を行動に起こしたときにはっきりとでてきます。その時がクリアリングを行うチャンスともいえるのです。
本当にやりたい事が分からないという人も、仮でもいいからやりたい事を見つけて行動を起こす事をお勧めします。そこでメンタルブロックが見つかれば、それを解消してゆけばよいのです。やりたい事を何かした見つけて行動を起こすという習慣付けが重要で、自分に対しての許可が定着してくると、だんだん本当にやりたいことが見つかるようになるのです。
ですから、何らかの願望があるなら、それが最終目標なのかどうかとか、正しい目標なのかどうかとか、そういうことで悩むよりは行動を起こす事が重要なのです。
これまでの記事の内容は、すべてセッションで解決可能です。これまで、カウンセラーなどに相談するほどの問題を抱えてはいないと思っていた人でも、実際には、慣れっこになっていただけで問題はあり、改善すれば人生はずっと楽しく可能性に満ちたものになるという場合が多いのです。
セッションでは、この連載で紹介したような思考パターンのテストは、あっという間に出来てしまい、書き換える事が出来ます。
すぐにヒーリンングセッションを受けてみませんか? 人生が大きく好転するきっかけになるかもしれませんよ。