あなたには昇進うつ、出世うつの予兆がありませんか?
昇進してから不調が続く、それはもしかしたら・・・
出世うつ、昇進うつと呼ばれている問題があります。昇進は自分の努力や能力が認められた結果として喜ばしいはずが、心身の不調をきたしてしまうケースがあります。「うつ」のほか「適応障害」が起こることもあります。昇進以外でも、配置転換などによっても同様の問題が起こりえます。
仕事のことを考えだすと夜眠れない
プレッシャーに押しつぶされそうになる
自分に相応しくないのではないかと自分を責める
会社でもいつも緊張してしまう
部下との人間関係で悩む、部下に気を使いすぎる
実際の仕事量や責任が増した以上にストレスがひどく、休日になっても疲れが取れない、朝起きるのが辛い、会社に行くのが憂鬱と言った状態がずっと続き、さらにポカミスやど忘れが増えているなら、それはうつの前段状態かもしれません。
あなたがもし、いわゆる真面目な優等生タイプで、失敗や誤りや批判されることを避けて、何事もそつなくこなすタイプで、これまでは上司やマニュアルに忠実に仕事をこなして信頼を積み重ねてきた人であるとしたら、実は最もこの問題を抱えやすいのです。
これは本当にあった話です。真面目一筋でそつなく仕事をこなしていた社員が、ある時、管理職に抜擢されたのですが、その後、まさに上記のような経過を辿り、全身倦怠感や吐き気も訴え、ある日、車で出勤しようとしてそのまま行方不明(遁走)、数日後にかなり離れた場所で車の中でぐったりしているのを発見されて警察に保護されたという事例もありました。
あなたは今、重大な転換点にいます
あなたは今、大きな自己変革が必要になっています。それによって大きな飛躍を遂げるか、挫折するかの瀬戸際にいるかもしれません。しかし、ご安心ください。最先端の心理学と脳科学の融合により、そのメカニズムと解決策はすでに存在します。しかし、まだ世の中はほとんど知られていませんが真実です。
そのメカニズムと解決策について知りたいですか? では続けますが、おそらく全く初めて聞くような言葉や考え方、あなたが全く考えたこともないような内容になると思います。すぐには咀嚼したり受け入れることができないかもしれませんが、人生に関わる重大なことなので、ぜひ続きをお読みください。
あなたは、おそらく潜在意識という言葉は聞いたことがあり、人間の意識の90数%は潜在意識が占めているという話も聞いたことがあるかもしれません。潜在意識に働きかけるとか、潜在意識を味方につけるとか、色々な話が流布されてもいます。
しかし、その潜在意識がどういう仕組みで成り立っているのか? そして人間にはなぜ大きな転換点がやってくるのか、それをどのように乗り越えられるのか、という正確な情報はまず手に入りません。これから順を追って説明したいと思います。
潜在意識の仕組み① 潜在意識の基盤はいつ作られる?
潜在意識の基盤が作られるのは胎児期から始まり、赤ちゃん期にはその最初の基盤がすでに作られています。しかし、その後の人生に大きな影響を与える「基本プログラム」のようなものが作られるのは、3歳から8歳くらいが中心と言われます。
この「基本プログラム」は、防衛反応を司るもので、心理学用語でスキーマ(schema、本来は設計図、図式、数式などの意味があります)と言います。それは無数の種類がありますが、性質ごとに分類されており、特に影響が強いものに以下の6種類があります。こうしたものは「早期不適応的スキーマ」と呼ばれています。
欠陥/恥スキーマ・・・自分には何か欠けたところ、よくないところがあるという思考や感じ方を作り出すスキーマです。もしあなたが、なんとなく自信が持てない、自分の欠点をやたら気にする、恥ずかしがる、自分を責める傾向があるとしたらこのスキーマの影響を受けている可能性があります。
不信/虐待スキーマ・・・人から攻撃されたり批判されたり、怒られたり、なんらかのネガティブな対応を受けるだろうという思考や感じ方を作り出すスキーマです。もしあなたが、人の目や批判を恐れる傾向や、人の言動を悪くとる傾向があるとしたらこのスキーマの影響を受けている可能性があります。
見捨てられ/不安定スキーマ・・・人から見捨てられるのではないかという思考や感じ方を作り出すスキーマです。さして根拠もなく、会社からクビにされるのではないか? とか、上司から「もう君には頼まないよ」などと言われたらどうしよう? といった不安があり、やたら人の期待に応えないといけないと考えるとしたらこのスキーマの影響を受けている可能性があります。
情緒的剥奪スキーマ・・・自分は愛されない、理解されない、いざという時、力になってもらえないという思考や感じ方を作るスキーマです。人に期待感が持てず、なんでも自分一人の力でなんとかしないといけないという考え方にとらわれたり、人に相談できない、などの傾向があるとしたらこのスキーマの影響を受けている可能性があります。
失敗スキーマ・・・自分は失敗するだろう、何かしくじっているのではないか? という思考や感じ方を作り出すスキーマです。自分は失敗するのではないか、何か落ち度があるのではないかという不安にとらわれたり、上司の指示やマニュアル通りでないと不安になる、自分で決断するのが難しいなどの場合、このスキーマの影響を受けている可能性があります。
罰スキーマ・・・自分のミスや判断の誤りの結果、なんらかの罰を受けるだろうという思考や感じ方を作り出すスキーマです。明確な根拠もなく、降格や減給を受けたり、職場に居場所がなくなるのではないかという恐怖に囚われたり、自分を責めて自罰的な思考に囚われる傾向がある場合、このスキーマの影響を受けている可能性があります。
私たちは、ストレスを感じる時に、その原因が自分の外側にあると感じる傾向があります。しかし、客観的に見ると、同じような状況に置かれても、感じ方や反応は人によって大きく異なります。その違いは、私たちの潜在意識が外からの情報をどう処理するかにかかっています。特に体調の不調を引き起こすほどのストレスを感じる場合、なんらかのスキーマが刺激された結果なのです。したがって、スキーマを変更することで、ストレスの感じ方を変えるか軽減することができるのです。
潜在意識の仕組み② うまくゆかないことへの捉え方
早期不適応的スキーマの他にも、潜在意識が情報を処理するプログラムのようなものが存在します。まず、「失敗」に対する捉え方の問題で、これはマインドセットと呼ばれています。これは、スタンフォード大学の心理学教授のキャロル・S・ドゥエック博士が詳しく研究したものです。
人によって失敗をひどく気にしてクヨクヨする人と、失敗しても前向きにチャレンジを続ける人がいます。ドゥエック博士は、この違いがその後の人生、幸福度、収入にどんな影響を与えるか20年もの追跡調査を行いました。その結果、人生にダンチの違いが生まれることがわかりました。そして、この違いを詳しく調べた結果「失敗」の捉え方と前提の違いがあることがわかりました。
失敗をひどく気にしてクヨクヨする人は、前提に「生まれつき優秀な人間とそうでない人間がいる」という前提があり、「失敗することは自分は優秀でなく、欠陥があったり、能力的に劣っていることの現れである」という捉え方をしているということで、このような思考の枠組みをフィクスド・マインドセットと言います。
それに対して失敗しても前向きにチャレンジを続ける人は、前提に「人間は常に成長し続けるもので、あるときできないことがあっても成長してできるようになる。」という前提があり「失敗することは単なるプロセスであり、多くの学びを得て成長するチャンスである。」という捉え方をしているということで、このような思考の枠組みをグロース・マインドセットと言います。
あなたはどちらでしょうか? 前者に当たる場合、可能であれば後者に変更したいと思いませんか? そしてそれは可能なことです。潜在意識への働きかけと共に、習慣化によって変更できるのです。しかもそれは今後の人生に関わる問題です。
潜在意識の仕組み③ 過剰な忖度ができる仕組み
人間は成長過程で、まずは親との関係をできるだけ良好に保ち、家庭の中に存在価値や居場所を確保しようとします。そのために早期不適応的スキーマに続いて二次的に作られるスキーマとして「忖度スキーマ」というものが存在します。これは私の独自の研究の結果解明されたことです。
ある人は、親の期待に応えようとして優秀であろうとしたりなんらかの成果を上げようとします。また、ある人は、親の愚痴の聞き役や相談役を引き受けます。またある人は、親の機嫌をとったり喜ばせようとします。家庭内が険悪になった時、場を和ませようとします。こうして作られた「忖度スキーマ」は、その後も残り、親から自立したのちも、無意識のうちにこの世界で生きてゆくための方策として用いてゆきます。
それは確かに能力を発達させたり、居場所や存在価値を担保するのに役立つ側面があるのですが、問題も引き起こします。
ある人は、たとえ過剰な、あるいは不当な期待であっても、期待に応えるのが自分の責任だと考え、それができないと自分を責めます。またある人は、相手が不機嫌であれば、それは自分の落ち度だと考え、機嫌を損ねないように、また機嫌を損ねたらなだめる責任が自分にあるかのように考えます。
自分のことは後回しにして、いつも人の意向や機嫌や期待に振り回されることになります。このような「忖度スキーマ」の影響を受けたまま管理職などになった場合、そのまた上司からのプレッシャーを過剰に受けてしまい、部下の機嫌に過剰に気を使いすぎてしまい、うまくゆかないことはなんでも自分のせいだと考えてしまい、激しいストレスや自責の念を背負うことになります。
このようなものも、すでに仕組みが詳しくわかっており、解消したり調整したりすることは可能です。また、周囲に振り回されるのではなく、主導権を持って人心掌握力を発揮できるようになるのです。
成人発達理論と成長課題
発達心理学によると、人間は大人になって以降も精神的な発達を続けます。そして、発達心理学の世界的第一人者であるロバート・キーガン博士によると、ほとんどの成人が、環境順応型知性か自己主導型知性かいずれかの段階にあると言います。
そして、成人の約7割が環境順応型知性、約2割が自己主導型知性の段階にあるということなので、全体の約2割は、環境順応型知性の段階にあるものの自己主導型知性への移行過程にあることになります。
そして、その時期は、多くのジレンマや葛藤を抱える時期に当たると考えられます。環境順応型知性とは、周囲に合わせて生きるということです。親や上司の期待に応え、周囲との軋轢や孤立を避け、指示やマニュアルに沿って行動するということです。もしあなたの在り方がまさにこのようなもので、それこそが「いい人」であることであり、正しいと信じてきたとすると、それが環境順応型知性の典型ということになります。
しかし、管理職になると、自分で考えて判断を下し、指示を出す必要がありますし、主導性や目的意識を持って状況に働きかける必要もあります。たとえ一時的に反発されたり嫌われることがあっても必要なら遂行する必要もあるかもしれませんし、一方では上司の指示でもあまりに理不尽で問題を引き起こすことが予測できる場合、意見を述べて自分の部下や顧客を守る必要さえあるかもしれません。それが部下からの人望につながり、上司もあなたの意見を無視できなくなるかもしれません。
自分の仕事をこなすだけでなく、部下の面倒を見て育て、意欲や能力を引き出すことも必要になります。「いい人」よりも「影響力のある人」であることが求められます。
そこで急に自信を失い、「自分には能力がないのではないか?、自分には管理職になる器がないのではないか?」などと悩む場合もあります。そうなっても、本音で話し合える相手がおらず、孤独感を感じることもあり得ます。もうしそうなっても、それはあなただけの問題ではありませんし、生まれつきの才能の問題でもありません。
ステージアップの時期は悩みが多いものです。一般的に、環境順応型知性の段階から自己主導型知性の段階への移行は、平均して5年〜10年程度かかると言われています。
これまで、スキーマについてお話ししましたが、早期不適応的スキーマも忖度スキーマも実は、環境順応型知性として環境に適応するように作られたものなので、その段階から抜け出そうとすると足を引っ張ってきます。これがジレンマや葛藤を起こす原因になります。そして、それらを解消し、新しい段階にふさわしいリソース、スキームに置き換えてゆくことが可能です。
こうした移行をサポートする体系だった方法がこれまでは未確立でしたが、今では確立しています。それにより、本来なら平均して5年〜10年程度かかるところを遥かに短縮し、しかもスムーズな移行が可能になります。
従来の心理療法というのは、うつ、パニック、対人緊張など生きづらさを生じる心理的問題を解決することが目的で、それらが解決したらそれで役割が終わりでした。しかし、私は、その範疇を超えて成長課題に寄り添ってサポートするサービスが必要で、そのために既存の心理学を超えて、脳科学まで統合した新しいものが必要だと考えて研究開発してきました。それがリバティ心理学・精神科学で、サービス名ヒューマン・ポテンシャル・リベレーション(human potential liberation・略称HPL)です。
まずはより深く自分を知りましょう
あなたがまず、すぐに取り組めることとしては各種無料診断と無料メールサポートを利用して、より深く自分を知ることです。そして、心の深い仕組みについて知識を得ることです。そして今自分が置かれた状況が客観的にどういうことなのかを理解し、新しい自分像を構築することです。
あなたは現在のジレンマや葛藤やプレッシャーを乗り越え、主導性やリーダーシップを発揮し、人心掌握力に長け、大局観を持ちながら状況を動かし、存在感や影響力のある人になってゆくことができます。その第1歩に踏み出しましょう。
※「インナーチャイルド」は、早期不適応的スキーマを馴染みやすい表現にしたもので、ここでは同じ意味です。
インナーチャイルド無料診断 for buisiness
30問の質問に対して、
1・ほとんど当てはまらない
2・少しだけ当てはまる
3・ときどき当てはまる
4・当てはまることが多い
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診断結果は、自動ではなくて手入力でお送りします。
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これらを通じて自分のストレスや葛藤の原因や解決法がきっと見つかります。
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