酵素って何？
昨今、女性誌のみならず、いろんな媒体で健康と美のキーワードとして
取り上げられ、注目されている「酵素（エンザイム）」。
酵素は、人間を含めた生物すべてに欠かすことのできない物質で、
私たちの美と健康、それ以前に私たちが生きていくために必要不可欠なものです。
ここでは、酵素がどう美容やダイエットに影響していくのか、
キホン的な知識から、その食材「発酵食品」についてまで、
本当の健康を手にいれるためのポイントをお伝えできればと思います。
体の内側から美を表現していくために、
酵素・発酵のチカラをご一緒に見ていきましょう。
酵素の健康・美容促進効果のポイント
・アンチエイジング効果
・ダイエット効果
・ツルツル美肌効果
・空腹を感じつらくなる
・太りづらい体質を作る
私たちは、酵素によって生かれている！
酵素とは？
食べ物には「エネルギー」や「生命」があるといいます。
それは、この「生命」が、植物のエネルギー、栄養素、
植物化学物質：フイトケミカル（イソフラボンとかリコピンなど）、酵素が存在するから。
酵素なしでは、生きられません。
私たちの体の中で起こる、特定の科学反応を
驚異の速さで進め、いわば生命活動を司る
「触媒」として機能するものが「酵素」です。
酵素は体に必要な栄養素やエネルギーを結びつけるもので、
仮に消化酵素がなければ、いくら栄養のあるものを食べても、
体の栄養になることはありません。
私たちが呼吸できるのも、瞬きひとつするのも、
お肌を古いものから新しいものに変えることができるのも、
すべて酵素があるからこそ。、
私たちの思考にも役立ってくれているものなのです。
いうなれば、酵素は生命そのもの。
私たちの生命活動を維持するために必要な活動すべてに
酵素が関わっていて、酵素がないと生命活動を維持できないというほど大切です。
現在、分かっているだけで3000〜5000種類ほどの酵素が私たちの生命活動を支えています。
40代を超えると特に減少、限りある体内酵素
残念なことに、体内で酵素を生成できる量には限りがあります。
アメリカの医学博士で、酵素栄養学のパイオニアにして最高権威である
エドワード･ハウエル博士によると、一生の間に体内で作られる酵素の量は、
遺伝子に組み込まれていて決まっていて、それ以上作ることができないというのです。
さらに、この酵素を使い果たした時に寿命が尽きるとのこと。
それほど、酵素は生化学研究においても一大分野であり、早い段階から研究対象に
なっています。
そして、特に体内で作られる酵素は、
40歳を過ぎると減少傾向となるので要注意。
人の酵素を作る能力は、20〜25歳をピークに、
40歳頃から急激に衰え、70歳では25％程度に衰えていきます。
そのため、年齢を重ねるほどに酵素を効率よく働かせる工夫が必要になります。
酵素と女性のカラダと美容の関係
さて、「酵素」が美容に働くといっても、実際にどう効果
があるのか分かりづらい部分があるかもしれません。
そこで、「酵素」が美容にもたらす効果とは？
その内容を、美肌効果、満腹感を切り口に、
以下にできるだけ分かりやすく解説しました。
本当は、身体の疲れ、コリ、または胃腸の元気、免疫力UPのことなどなども含めて、
色々な切り口からもっと深い情報をお伝えしたいのですが、
ここではそのポイントだけでもお伝えできていれば幸いに思います。
酵素で美肌効果！
肌荒れを防ぐ、うるおいを保つ、シワ・シミ・ソバカスを防ぐ、
くすみをとる、キメを整えてハリを保つなど、肌の色ツヤが輝くような
美肌をつくるためにはアミノ酸が必要です。
血液中のアミノ酸濃度が高い人ほどイキイキとしたキレイな肌を
していますが、いくらアミノ酸を摂取しても、体内できちんと消化・分解・吸収、
再合成する酵素がなければ、美容に活かすことはできません。
例えば、肌の新陳代謝に関して、ビタミン類やミネラル類が必要ですが、
それらは酵素の活動を支えることが役目なので、それだけを摂っても
肌力を高めることができないのです。
肌の新陳代謝が衰えると、なかなか新しい細胞が生まれてくることができず、
古い細胞が残ってしまい不健康な肌になってしまいます。
美肌づくりは、まず酵素あってこそ。
そこに必要な栄養素を摂ることで、肌だけでなく、
髪や爪までツヤツヤになることができるのです。
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