「どうせ私なんか」いじけグセはなぜできた? その克服法
2015/04/07
「どうせ私なんて」「どうせ何を私がやってもダメなんでしょ」「私がやることはどうせ誰も評価してくれない」
こんな風にいじけるクセはありませんか?
あっても、恥ずかしがらないで下さい。
かつては私にも思いっきりありました。
そのクセは何か役に立っていますか?
もうやめたいですか?
こういうクセはどうやってつくられたのでしょうか?
また、「人間が行うことはそれがどんなに不合理でネガティブに見えても何かしら必ずよかれとする意図がある」と言われます。
とすればどんな隠れた意図があるのでしょうか?
またどうやって解消できるのでしょうか?
こうした心のクセの多くは、幼少期に親とのやり取りの中でつくられる場合がほとんどです。
おそらくは二つくらいのステップを踏んでつくられると思われます。
幼少期につくられた思い込みのベース
まず、ごく幼いときにほとんどは勘違いによって、前提として自分はよくない子だ、能力や何らかの特性の欠陥があるかのような思い込みがつくられます。
すると、何かうまくゆかないことがあると、その原因を自分の生まれつきの「特性」と関係があるに違いないというような考え方が生まれます。
実際のところ、子供のころは未熟ですから、失敗することや、何かがうまくできないこと、よかれと思ってしたことが怒られる結果になるというのは、誰しも経験することです。
ですが、先に説明したような考え方のベースができてしまうことでそうは考えなくなるのです。
どのように考えるのかと言えば「自分だからこういう結果になった」と考えてしまうのです。
ここのところをよく考えてみて下さい。
大人になると、子供のころにつくられた考え方の部分は、潜在意識に潜り込んでしまいます。
だから自覚しにくくなるのです。
先ほどの考え方を振り返ってみます。
「どうせ私なんて・・・」
続く文言を追加するとしたら、「愛されたり、大事にされたり、尊敬されたりしないに決まっている」といったところでしょうか?
「どうせ私が何をやってもだめなんでしょ?」
つまりは「もしもっと別なやり方をしたとしても、やるのが私である限りうまくゆかない」ということになります。
うまくゆかない原因がやり方ではなくて、「私」にあると考えているわけです。
「私がやることはどうせ誰も評価してくれない」
これも、評価されないのがやり方やできばえの問題ではなくて「私」であることが原因であることになります。
あるいは、私がやる限りやり方が間違っていたりできばえが良くないという結果が確定していることになります。
いじけグセには、まず前提にこういう信念ベースがあるのです。
ただし、このような信念ベースがあれば自動的にいじけグセができるというわけではありません。
いじけグセができるためには次のステップが存在します。
「思い込み」の前提にあるもの
さて、前回の記事で、「いじけグセ」の背景には、うまくゆかないことの前提に、自分が最初から欠陥があるかのような思い込みがあるということを説明しました。
そして実は、そのような思い込みができる、そのまた前提があるのです。
これまでの心理学では、幼少期にトラウマなどが原因で思い込みがつくられる以前はどういう状態だったのか?
という解明はほとんどしてきませんでした。
この記事では簡単な説明にとどめますが、私はそこを解明しました。
まず人間は哺乳動物の中でも特殊だということを理解して頂きたいと思います。
それは、生まれてきたときにほぼ100%養育者に依存するような未熟な状態で生まれてくることです。
そのため、泣いて養育行動を促す、未熟ながらも急速な発達を促すなどの目的を持った初期段階の思考パターンというのが自然発生するのです。
その内容は、大まかに言えば、いつも望んだように世話をしてくれるべきだ、自分の存在はいつも喜ばれ大事にされるべきだ、というようなものです。
もう少し成長する過程では、何でも思い通りにゆくべきだ、何でもできるべきだ、ほめてもらえるべきだ、優れているべきだといった思考パターンが自然発生します。
「べきだ」という思考には柔軟性がありません。だから、幼いときには、ムキになるか泣くかをくり返しながら成長します。
このような思考パターンは、成長するにつれて自然解消されるのが理想です。しかし、多くの場合、新しく生じた思考パターンによって抑圧されながら残ります。
例えば、このような関係です。
「私はいつもほめられるべきだ」
↓
実際にはほめられないばかりか無視された
↓
「私はいつも無視される」
こうして、「私はいつも無視される」という思考パターンによって、前者の「私はいつもほめられるべきだ」という思考パターンは抑圧されますが残ります。
次に、「注目されるためにはどうしよう」という思考が生まれ、成長の役に立つ側面はあります。
ただ、このようにごく幼いときには成長の役に立った思考パターンが、もう用済みになっているはずなのに、安全のために役立つとか、成長のために役立つなどの理由で潜在意識がそれらを保持している場合が多いのです。
振り返って見ると、「いじけグセ」には、こうした幼いころの思考パターンが前提にあります。
「どうせ私なんて」
→本当は私は喜ばれたり大切にされたりするべきだ
「どうせ何を私がやってもダメなんでしょ」
→本当は、私がやることは何でもうまくゆきほめてもらえるべきだ
「どうせ私がやることは失敗する」
→本当は、私がやることはほめてもらえるべきだ
「私がやることはどうせ誰も評価してくれない」
ですから、「いじけグセ」の背景には、実は自分が不当に扱われたという怒りや不満があります。
でもそれがストレートに表現できないので、いじけるという態度に表すのです。
「どうせ私なんて」
「どうせ何を私がやってもダメなんでしょ」
「私がやることはどうせ誰も評価してくれない」
例えばこんなセリフを口にしたとします。
これらには言外にどういう意味があるでしょうか?
「いじけグセ」は本当の望みを遠ざける
「本当は大事に扱って欲しい」「本当はうまくやりたい」「本当は評価して欲しい」これが本音です。
それを遠回しに表現しているといえるでしょう。
また、自分のセリフを相手に否定して欲しいという期待感もあると思います。
また、遠回しに「あなたは私を不当に扱った」と責める意味もあります。
このようなセリフを言われた方はどうでしょう。
一般的には、言外の意味を何となくは感じ取るので、気にはなるでしょう。
しかし、どう扱ってよいか分からずに困惑するというのがありがちな反応でしょう。
子供の頃、こういうセリフを口にすることで、少なくとも相手の関心や注目を引き出す事には成功するかもしれません。
すると「いじけてみせると関心をよせてもらえる」というあまり嬉しくはない「成功体験」にはなります。そこでパターンとして定着してしまうのです。
しかし、そのパターンは現実的にメリットになっているでしょうか?
もしかしたら子供のころはそれでなだめてもらったりできたかもしれませんが、大人になるにつれてそうはならなくなります。
子供じみた態度として無視されたり面倒くさがられたりすることが多くなるでしょう。
何より問題は、そういう思考や言動をくり返すことによって、ネガティブな自己イメージや、ネガティブな予測観を強化して、ますます現実化してしまうことなのです。
まずは、本当はもっと大事にされたい、もっとうまくやりたい、もっと評価されたいという気持ちを自分に対して素直に認めることが第一歩です。
ただ、反応を急に変えるのは難しいかもしれません。
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