オーガニックコスメが流行っていますが、本当にお肌に優しいの?
2013/03/18
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おうちエステ パンフ完成しました!
3月17日は、美容セミナ-を開催させていただきましたが、ご来場くださった
皆さまにはこころより御礼申しあげます。
とても熱心に聴いてくださり、皆様の熱気が肌で感じられ、
直接お目にかかることの大切さを感じることができました
素肌は正直です。
素材を適切に選び、適切なスキンケアで、早い方は3日で結果が出てきます。
これも長年思考錯誤しながら辿りついた真実ですが
今後も皆様とふれあい、良い関係性を築いていきながら
美肌になっていただければ幸せです
今回は、オーガニックコスメについてお話をさせていただきたいと思います。
最近、オーガニックコスメが流行ってきていますが、
はたしてオーガニックコスメはお肌にとって優しい存在なのでしょうか?!
私のところには、オーガニックコスメは肌に刺激があった!
という方、意外に少なくないのです。
ではなぜ、優しいはずの素材が刺激を与えてしまうのでしょうか?
まず、オーガニックの定義からお伝えしたいと思います。
オーガニックとは・・・
オーガニックを直訳すると、「有機の」といった意味になります。有機栽培で作られた植物を使った製品を、「オーガニック○○」とそうして呼びます。
有機栽培というのは、化学肥料を使わずに、また遺伝子操作をせずに作る農法です。
無農薬で作られた植物を、単に「オーガニック」ということは出来ますが、それを証明するためには、第三者機関の認定を受けなければなりません。
認定基準は各国さまざまに設けられていて、独自の基準値により認定されます。
日本の有機野菜認定の基準は、
過去2年間、農薬も化学肥料も使用していない土壌で栽培されていること、化学合成農薬や化学肥料は使用していないこと、遺伝子組み換え原料は使用していないこと、などの基準があります。
オーガニックコスメとは・・・
無農薬・化学肥料を使わない大地で作られた植物を使って、製品化した化粧品をオーガニックコスメと呼びます。
オーガニック認定の機関
が認定してくれるのが海外のオーガニックコスメです。
ただし、認定を受けていないものも、各ブランドの独自の判断で「オーガニックコスメ」だと呼ぶことがあるので、実際に認定を受けているかどうかも製品選びのポイントになります。
また、日本のオーガニック認定機関は農林水産省の有機JAS認定がありますが、これは「食品」に対しての認定ですので、化粧品として認定を受けることは出来ません。
日本製のオーガニック化粧品は、各社で独自の無農薬栽培によって作られています。
ですので、本当にオーガニクの基準を守って作られたものかどうかわかりません。
オーガニックがそれほど肌によいとは言えない理由
その① 日本国内のオーガニク基準は、ゆるいと言われています。
特に化粧品として認定を受けることができませんので、
自社でオーガニックとうたったものになりますからアメリカや
ヨーロッパのように厳密な基準がありません。
オーガニックでないものも、表示しているものが少なくないという現状。
オーガニックと印刷されたダンボールを買ってきて、
オーガニックとしているところもあるようです。
その② 無添加、防腐剤は使っていない。というのはありえません。
何故なら天然の植物で無添加なら2週間で腐敗してしまうからです。
何らかの防腐剤は必ず使用していると思います。
真空パックなら、防腐剤はいらないですが・・
実は、原料にパラペンが配合されているのはよくある話。
海外でも、パラペンが一般的です。
自然にこだわっているならヒノキチオールのような自然素材で抗菌力
持つ防腐剤を使ってほしいところですが、そういったお肌に優しいものは
パラペンの10倍以上のコストがかかるそうです。
パラペンフリーと言っていますが、ほとんどの場合、原料に配合されているのが現状のようです。
また、パラペンは、刺激性は弱いですが、細胞毒性がありますので、使い続けると少しづつお肌が衰えていくという性格があるのです。細胞を殺し、ダメージを与えてしまうのです。
私は、15年前に柴田先生に出会って、美容業界の裏を知り、それまで努力していたのに報われなかったことが理解できました。
先生との出会いによって美肌になれて、良いことがたくさん起こり感謝の気持ちでいっぱいです。
美肌で運がここまで開けるとは夢にも思ってませんでした。
その③ 植物エキスを抽出するには、BGという溶液を使用します。
BGも少量なら肌への負担は少ないですが、植物エキスの配合が多いほど
BGの配合量も多くなります。
中には99%BGで1%が植物エキスというのもあります。
植物エキス100%と言っていても、現実には溶剤だったりするのです。
この溶剤も少量なら問題は起りにいくいですが、割合が増えると皮膚に負担がかかるようになります。
あと、クリームは、水と油を乳化させて作られています。
この乳化剤に何を配合するか。それもとても重要です。
乳化剤が多いほど、時間が経っても形状が変わらないので、多くのメーカーさんは最低でも3年は持つように
たっぷりと乳化剤を入れてしまうそうです。
乳化剤とは界面活性剤のことですが、
界面活性剤にも色々な質の違いがあります。
植物性でお肌に刺激がないものは、石油由来のものに比べて、約10倍ほどコストがかかるため一般のメーカーさんは、パラペンになってしまうのですね。
④オーガニックの植物は本当に肌に優しくて、エネルギーが高いのでしょうか。
私の愛飲しているお茶やさんのお話ですが、やはりオーガニックを好む
お客さまが近年増えてきいるので、有機肥料で農薬を使用しないオーガニックのお茶を3年間栽培したそうです。
日本は雨が多く、特に梅雨は、菌が繁殖しやすいですし、また、南の温かい地方では害虫が発生しやすいといいます。
菌や害虫を寄せ付けない工夫として出来るだけ肥料をやらず、限界に近いほど痩せた土地でお茶の葉を育てると害虫や菌などの繁殖を抑えられえるそうですが、そこで栽培した
オーガニックのお茶は、栄養不足で茶葉の色艶が悪く香りもイマイチだそう・・・。
その話を伺い目からうろこでしたが
お茶は香りが命ですから、いくらオーガニックで安全だからと言っても
美味しくないお茶は、価値が半減するかと思います。
お茶好きの私は、以前オーガニックの緑茶を時々購入していましたが
美味しく感じたことがなかったのは、土壌の栄養状態が反映されいるのことを知りました。
リバティウイングスのセラピーコスメは、水と油を乳化させる際に
拡販器の回転速度なども計算しながら製造を行っていますので乳化剤の分量も抑えています。
乳化剤が多ければ多いほど、お肌のバリアーが壊れ敏感肌になっていくことでしょう。
お肌に負担になるものを、極力抑えていくことが肌の本来持っている
力を引き出すのです。ですから、シンプルケアでやさしくTVなどを見ながら
お楽しみいただければと思います。