生い立ち、過去世、先祖からの伝搬、心理学と脳科学とスピリチュアルを包括した新しいセッション
心の問題を解決し運命を変えるための選択肢
私は、心理学、脳科学、スピリチュアルの全領域をカバーする理論・技術体系の構築を進めてきました。そして、生い立ち、過去世、先祖からの伝搬の全領域を一望するためのグランガイド・セッションを無償で提供するサービスを試験的に取り組みましたが、その反響に手応えを感じています。
心の問題で一般的によく知られているのは、幼少期、生い立ち過程で、その環境に適応しようとして作られた潜在意識のプログラムがその後の人生で生きづらさや制限ををもたらしたり、うつ病や不安障害などを引き起こしてしまったりすることです。
こうしたテーマに関して従来の心理学は、認知心理学、精神分析、交流分析、NLP(神経言語プログラミング)などに分かれたままで、統一されていませんでした。私は独自の研究を加えながら脳科学まで統合した体系を構築し、従来の心理療法では解決できなかったケースを解決できるようになってきました。
それに加えて、ケースによっては、過去世や先祖からの伝搬の影響を強く受けていたと思われる事例は決して少なくなく、たとえば原因不明だった激しい恐怖症がすぐに解消したケースもあります。もし、心理的な問題が、心理療法だけで解決しない場合、こういう領域にも目を向けるということが必要になります。
過去世の問題への全く新しいアプローチ法
過去世の問題への取り組みというのは、過去世の記憶がはっきりあるという特殊なケースを除いては、退行催眠か、霊視(リーディング)という方法が主なものでした。それでも正確に過去世がわかるとは限らず、分かったとしても問題が解決するとは限りませんでした。
また、過去生について知っても、それに対する解釈が不適切だったことにより、逆効果になっていたケースも見受けられ、解釈の問題も大きなハードルとなっていました。よく見受けられるパターンとして「過去世でこんなひどいことをしたカルマによって今世ではこういうことになっている」というような解釈ですが、こうした因果応報論は一種の方便であって実際には大きく異なるようです。俗流の因果応報論がもし正しいとしたら、人類は進歩しないことになってしまいます。実際には、すべては学びと成長の仕組みです。
私は波動測定器を使って、問いかけに対する潜在意識の反応を分析し、最終的には、過去世から持ち越した思考パターンを特定して書き換えるというアプローチ法を開発しました。その結果、過去世がどのように現世に影響を与えるのかということについて法則性があることがわかりました。主に3つですが、それぞれ名前をつけました。1・学びの法則 2・持ち越しの法則 3・選択の法則です。
学びの法則
過去世の体験を解析してゆくと、舞台や人は変わっても、過去世の体験を形を変えて繰り返しているように見えることがよくあります。人間の本質には、体験したことを全て学びに変えて成長しようとする性質があるようです。しかし、あまりに理不尽で、個人のレベルではどうしようもないケースがあります。するとその体験は、学習未了課題として持ち越すようです。
分かりやすい事例では、過去世において幼くして人身御供(人柱)にされたケースがあります。このような体験から、個人として何が学べるでしょうか? どうやって克服できるでしょうか?
これは、河川の氾濫などの自然災害を人間が科学的に理解し、治水工事などの対策が行えるようになって、迷信を克服することによってしか解決できませんでした。
こうしたケースの場合、その体験を「個人の学びの課題」として背負うことから解放し「人類全体として克服するべき課題」として集合的無意識に移管してしまうことができます。このことを私は、「人類の歴史的学びに昇華する」と表現します。
このことにより、今世で、なぜか自分に全く責任がないことで責任を押し付けられて孤立するという体験を繰り返してきたのに終止符を打つことができた事例があります。
過去世のトラウマの中には、戦争、差別、植民地支配、民族間対立など、個人ではどうにもならない歴史的、社会的背景を持つ事例が多く見られますが、同様の考え方が適応できるケースが多いものです。
持ち越しの法則
クライアントが抱える問題の直接の原因として、今世で生じたとは考えられない思考パターン(スキーマやビリーフ)が見つかる場合があります。これは先述した「学びの法則」とも密接に関連するのですが、過去世から思考パターンを持ち越している場合があるのです。
たとえば、過去世で富や地位や権力を持っていたことで権力闘争に巻き込まれる体験をすることで「富や権力を持つことは争いを起こす」という思考パターンを持ち越す場合があります。または、妬まれて攻撃される経験をした場合に「富や地位を持つと妬まれて攻撃される」という思考パターンを持ち越す場合があります。
こうしたケースでは、持ち越した思考パターンをキャンセルし、より適切なリソース(概念、考え方、知恵など)に置き換えることが可能です。たとえば「富や力を生かして人々に貢献し調和をもたらす」といった内容です。
選択の法則
普通にありがちな思考パターンを例にして説明します。たとえば「私はバカにされる」という思考パターンがある場合、そこから派生する思考や行動は大別して3パターンあります。一つ目は「どうせ私はバカですよ」と開き直ってそれらしく振る舞うことです。二つ目はバカにされるのを避けるために、能力が推しはかられる状況を避けるために、目立たないようにする、発言しない、チャレンジしないといった振る舞いをすることです。三つ目は、バカにされないように能力を磨くか、賢く見せるために背伸びをするか、逆に人の弱点を探して見下し、常に優位に立ちたがるかするなどです。(心理学の専門用語では、コーピングスタイルと呼ばれ、それぞれ、服従、回避、過剰補償と言います)
これと似たことが、過去生の体験、および過去世から持ち越した思考パターンにも当てはまることがわかりました。先述の「富や権力を持つことは争いを起こす」という思考パターンからはどんなことが起こるでしょうか? 一つ目は、その通りのことを繰り返すパターンです。二つ目は、そのことを避けるために富や権力に近づかないというパターンです。三つ目は、争いになった時に勝てるようにより大きな富や権力に加えて権謀術数を磨こうとするパターンです。
権力闘争に疲弊しながら「理不尽だ、どうしてこんなことになるのだろう?」と思いながら人生を終えると、転生して次の人生では、その疑問に対する回答を得るために似た体験を繰り返すかもしれません。権力闘争に嫌気がさして隠匿生活を送ったり出家した場合、転生して次の人生では、富や権力を遠ざけて生きるかもしれません。権力闘争に負けて悔しさを残しながら人生を終えると、転生して次の人生では悪知恵と狡猾さを備え権力闘争に勝ち続けようとするかもしれません。
たとえば、ある人が、努力してもう少しで富や地位を得られるというところで、なぜか自分でそれを壊してしまうことを繰り返していたとします。それは実は、先述の2番目のパターンを前世で選択した結果、潜在意識がそういう現実を作り続けているのかもしれません。
こうしたことは自分で選択した身に覚えはないのですが、やはり自分で選択したことです。自分で選択したことを受け入れれば、選択し直すことは可能です。「富や権力を持つことは争いを起こす」という思考パターンをキャンセルして、たとえば「富や権力を世の中に役立てて調和をもたらす」といったリソースに置き換え、それをこれからの学びのテーマをして引き受けることで運命は変わり始めます。
ご先祖様の影響・世代間伝搬の場合
世代間伝搬というのは、実はラットを使った科学実験によって発見された現象です。たとえばメトロノームの音を聴かせながら電子ショックを与えると、メトロノームの音を聴かせただけで怯えるようになります。そして、その子孫には、そうした刺激を与えていないのにメトロノームの音に対して怯えるという反応が見られるのです。
少し専門的に言えば、神経細胞のDNAのノンコード領域にエングラム(記憶痕跡)というものが作られ、それが複製されて子孫に伝わるようなのです。人間に関する研究では、たとえば飢饉やホロコーストを体験した人の子孫を研究した事例があります。ただ、思考パターンが継承されるということは殆ど知られていません。
世代間伝搬の場合も思考パターンは過去世のケースと似た形で伝承されるのですが、違いは、過去生の場合、おそらく人生を終える最後まで未解決だったテーマが継承されるのに対して、世代間伝搬の場合は子孫を残すまでの間に形成された思考パターンが継承される点です。
日本人に多く見られると思われるパターンの一つは、先祖の誰かが実は物心ついて以降に養子に出されたために「私は捨てられる」という思考パターンが継承され、幼少期、生い立ち過程に原因になりそうな事象がないのにそういう思考パターンを持っているケースが挙げられます。
また、農家の次男や三男は、農地を継承できないために苦労して開墾し、「私は誰も頼れない、歯を食いしばって頑張らないといけない」というような思考パターンが継承されるケースもあるでしょう。
先祖が飢饉を体験したことが食べ物への執着に関係する場合もあるでしょう。また、他に好きな人がいたのに無理やり政略結婚をさせられたケースもあれば、若くして出家したケース(その場合でも宗派によっては結婚して子孫を残す場合があります)もあるでしょう。
こうしたことは、詳しい家系の伝承でもなければわかりませんが、波動測定器を使って分析して思考パターンを特定し、キャンセルすることができます。
過去生の事例「マリーの悲劇」
過去世から持ち越したテーマに関して、クライアント本人の了解を得て、具体的な事例を一つ紹介します。
クライアントが抱えていた問題というのは、批判に過敏に反応しすぎることでした。
また、相手が悪意を持ってるのではないかという猜疑心が起こりやすいことでした。
特に料理に失敗したり、家族の反応が良くなかったり、文句を言われるとひどく落ち込み、ひどい時には希死念慮すら起こることがありました。
このクライアントは、すでに何回も個人セッションを受けており、生い立ち過程の問題は、ほぼクリアしていたはずなのですが、この問題だけは未解決でした。
そして波動測定器を使って分析した結果次のような過去世が明らかになりました。
フランス市民革命前のブルボン王朝末期のフランス
クライアントは、ある過去世では新興ブルジョア階級の娘で、ある貴族家に嫁ぎました。仮名をマリーとします。
当時は、貴族階級の没落と、新興ブルジョア階級の台頭が交差する時代でした。
厳格な身分制度がゆらき、没落しかけていて領地からの貢租だけでなく、ビジネスに参入する足掛かりを得たい貴族と、事業に成功して裕福ではあるが身分は平民であり、貴族との姻戚関係を通じて家名に箔付けをしたい新興ブルジョアの思惑が重なって、貴族家とブルジョア家の間での政略結婚も珍しくありませんでした。
貴族の妻は、通常、家事を行わず全て女中など使用人に任せていたのに対して、ブルジョアの妻は、自ら家事を行うのが通常でした。また、長年貴族家に支えてきた女中らは、それを誇りとし、所詮は平民であるブルジョアを蔑視していました。貴族家に嫁いだマリーに対して、女中頭を中心に追い出すための様々な嫌がらせが繰り返されました。
特にマリーが自ら腕を振るう料理を台無しにして面目を失わせるために、異物を混入させる、わざと焦がす、道具や調味料を隠す、さらに主人に悪口を吹き込む、変な噂を立てるなどなど陰湿なものでした。こうしたことに対して主人は、一切関与せず、マリーを守ろうとしませんでした。
今の時代であれば、離婚という選択肢もあるでしょうが、その当時は離婚は両家にとって大きな不名誉になり、家の命運を背負っていたマリーにその選択肢はありませんでした。
こうした中で段々に孤立感や絶望感が深まり、ついに主人が護身用に持っていたピストルを使って自ら命を経ってしまったのでした。
この過去世から持ち越したスキーマの内容は「私は存在を否定される」「私は陥れられる」「私は嫌がらせをされる」「私は居場所を失う」「私は孤独だ」「私は悪意や敵意にとり囲まれる」「私は恥辱を受ける」といったもので、これらを書き換えるとともに、この過去世体験を「歴史的学びに昇華する」対処を行いました。
その後、最初の悩みは嘘のように消え、たとえ自分が作った料理が不評だったとしても、さらに研究して工夫するのが楽しくなり、料理の腕も上がったそうで、今度ホームパーティーを開くことに張り切っているそうです。
ハイヤーセルフとの対話
グランガイド無料セッションを開始して反響の大きさに手応えを感じています。
人生の現状がなぜこうなっているのか、深い理由がわかり、自己認識が大きく変化した、自分の先祖について真実を知ることで自己肯定感が増した、などの声をいただいています。
私は自分の用いる波動測定器を信頼しているものの、疑問もありました。私の問いかけに対してYES、NOの反応を返してくるのは、潜在意識のどの部分なのだろうか? と。というのは、人間の脳自体が原始的なシステムからより進化したシステムまで折り重なった階層構造をしています。
また、過去生では何語を話し、その人が生活している場所を何と呼んでいるのかわからないはずです。また、トラウマの痕跡が世代間伝播すること自体は、動物実験でも証明されていますが、先祖が何者で、どんな体験をしたのか? という内容までが世代を超えて伝えられるものなのかは疑問です。
にもかかわらず、同じテスト方法を使って反応を得て分析できるのはなぜなのか?
それで、ある時こう質問しました。「この質問に答えているのは、ハイヤーセルフですか?」
それに対する回答はYESでした。
精神世界系などでハイヤーセルフという言葉はよく使われますが、その実態は曖昧なところがありました。元々は、古代の哲学、宗教、神秘主義の伝統の中に広く存在した概念ですがイタリアの精神科医、心理学者のロベルト・アサジオリがその著書、「サイコシンセシス」の中で、心理学の概念に取り入れたものです。
アサジオリによると無意識(潜在意識)にも、下位無意識、中位無意識、上位無意識(超意識)があり、その上位無意識(超意識)の頂点に存在するとされています。
さまざまな情報を総合判断すると「ハイヤーセルフ」というのは、自分より高次な人格がもう一つ別に存在するわけではなくて、過去世や先祖も含めた、自分に関わる全ての情報が集約されたナビゲーションシステムのようなものといえそうです。その中には、過去に無意識のうちに行った選択も保存されるようです。
ですから、自分で意識的に決めないでいると、このナビゲーションシステムが人生を自動誘導してゆきますが、その意図を理解し、思考パターンの書き換えを行い、自分を意思を明確に伝えることができればシナリオが変更できるようです。
いずれにしても、今世の記憶がある範囲で理解していた自分という存在を、先祖からの継承や
輪廻転生の歴史まで含めて捉え直すことで自己認識が広がり、さまざまな可能性が見えてきます。また、分かってきたのは、人が癒されるということは、集合的無意識やDNAの働きにも影響を与えるということです。
今、世界では、富と権力に異様に固執するほんの一握りのエリートが世界を支配し、そこからさまざまな歪みが生じています。しかし、その背景には、彼らの先祖がかつて差別や迫害などにあってきた歴史があり、それに対する極端な過剰補償が働いていると見ています。世界で起こる多くの紛争、戦争にも古い時代からのトラウマが関係しています。だから、人類が生み出してきたトラウマの痕跡を癒し続けることは、世界平和や人類の進歩に寄与することでもあると考えています。
だから癒しを求めることは、自分個人のためだけでなく多くの人に波及することなのです。
グランガイド無料セッションの募集を再開します
人間が抱える心理的な問題というのは、大部分が胎児期も含めた今世での生い立ち過程に体験したことに由来しますが、中には、過去世からの影響や先祖からの世代間伝搬のケースがあります。そうなると、非常に幅広い範囲から原因を探し出さなければならないことになります。
そこで、波動測定器を使って、未解決で優先的に解決を要するテーマが、現世、過去世、世代間伝搬の3つのジャンルの中に、幾つ存在するか、それがどういう問題かを特定することで今後のセッションの大きな流れを決めてゆくためのセッションのやり方を確立し、これをグランガイド・セッションと名付けました。
インナーチャイルドや扁桃体過活動、マスタービリーフ、禁止令・拮抗禁止令など一通りのテーマをすでに一巡した方を対象に、このセッションを無料で提供することにしてすでに一旦募集を終えました。
しかし、反響の大きさと、その意義が回確認できましたので追加で募集を再開することにしました。今回のお申し込み期限は、5月27日(火)の新月の日とさせていただきます。
常にの条件に当てはまらない方でも、現在の悩み、ご相談内容によっては対象になる場合がありますので、ご相談ください。
ZOOMを使って1時間を上限に、できるだけ詳しく残った課題を分析します。
実際の書き換えは、別途有料セッションになりますが、まずは現状を対極的に把握することができます。
また、今問題を抱えている場合、その原因がどこにあるかも分析することができます。
ご希望の方は、
1・氏名 2・年齢 3・性別
4・配偶者・子供など家族構成
5・以前個人セッションを受けた時期
(だいたいで結構です)
6・今抱える悩み、・課題
の項目をご記入になり、グランガイド・セッション希望と記入し、10:00AM、14:00、
16:30のいずれかの時間帯でご希望日時を数個お知らせください
今回はすでに数回個人セッションを受けられた方で、ZOOMによる遠隔限定とさせていただきます。
メールでのお申し込み、お問い合わせは、kiyokazu@hbi-salon.comにどうぞ
または、以下の送信フォームをご利用ください