モチベーションの質を変えることで人生は変わる・未来の鍵、ヒューマンパワーとは?
時代は大激動を迎え、自分をどう気付けるかで明暗が分かれます
今、既存の経済システムの大崩壊が進んでいます。中国バブルは既に大崩壊し、アメリカ経済も実はバブルで時間の問題で大崩壊します。その後、多くの仕事がAIやロボットに置き換えられる過程が劇的に加速します。
既に起きていることですが、マニュアル化された仕事、同じことの繰り返しが多い仕事、言い換えればAIやロボットに置き換え可能な仕事というのは、どんどん価値が下がっています。マニュアル化された仕事で成り立っている企業は消えてゆきます。これから、人間にしかできないことの価値が上がります。
よく、創造性が挙げられますが、いわゆる「創造性」だけではありません。ホスピタリティ、コミュニケーション能力、リーダーシップなど人間ならではの特性、能力は多岐にわたります。そして、それらを最大限発揮するためには、「内発的ー報酬系」の動機づけが重要であることがわかってきました。
いわゆる、動機づけには、まず、外発的ー内発的という違いがあります。外発的というのは強制力、報酬、罰など外からの力に動機づけられることです。それに対して、内発的というのは、やりたくてやっているという意味です。
もう一つは、報酬系主体ー懲罰型主体という違いがあります。何か得たいもの、ことがあって動機付けられるのが報酬系、やらないとまずいことになるからやるというのが懲罰型です。
すると動機づけ(モチベーション)と言っても次の4種類があることがわかります。
報酬系ー内発的
報酬系ー外発的
懲罰型ー内発的
懲罰型ー外発的
報酬系ー内発的は、それをしたいからやり、そこに喜びややりがいがあるということです。報酬系ー外発的は、例えばお金や名誉のためにそれをやるということです。懲罰型ー内発的というのは、それが義務だからやるというものです。懲罰型ー外発的というのは、例えば働かないと生活ができない、世間の目が怖いから働くというものです。
もちろん、ある人の動機づけをどれか1つだけに分類できるものではなく、入り混じっている場合が多いと思います。それで、あなた自身が働く動機づけは、これら4つがどれくらいの比率になっているでしょうか?
そして、創造性、ホスピタリティ、コミュニケーション能力、リーダーシップなど人間ならではの能力というものは、報酬系ー内発的であることで、最大限発揮されることがわかってきました。
今、最新の脳研究は、人間の意欲の仕組みを急速に解明しつつあります。そして意欲の湧く仕組みと意欲を損なわせる仕組みがわかってきました。また、これまでも報酬系と懲罰系では別のシステムが働くことはわかっていましたが、同じ報酬系でも内発的と外発的では脳の異なる部分が活性化することもわかってきました。
あなたがもし、これからの激動を生き延びて満足のいく人生を生きたいのであれば、報酬系、内発的の脳システムを活性化することが必要です。そして、創造性、ホスピタリティ、コミュニケーション能力、リーダーシップなど人間ならではの能力を総称して、ヒューマン・パワーと呼ぶことにしました。これは日本語でいう「人間力」とは意味が違います。AIやロボットで代替できない人間ならではの能力や特性の総称という意味です。
私は、2022年に、生きづらさを解消するだけでなく、その人の限界を超えて成長し能力を発揮することをサポートする「リミット・ブレイク・ワーク」を開発しました。その概要は、ダイジェスト版動画をご覧ください。そして、その継承発展として、ヒューマン・ポテンシャル・リベレーションのコンセプトに行き着きました。
脳は大人になってからも育て直すことができる
あなたは、もし大人になってからも脳を育て直すことが可能で、もっと意欲や喜びや感動が多く、行動的になれるとしたら、やってみたいですか?
近年、脳に関する研究がものすごく進んできています。ある研究者は、16万人もの脳のM R I画像を観察し、さらに子供の脳をM R Iで調べ養育環境と脳の発達の関係まで研究しています。その結果、子供の脳を育てる方法が浮き彫りになっただけでなく、大人になってからも脳は成長し続けているので、いわば育て直しもできることがわかってきました。
すでに蓄積してきた、1万数千の事例や特殊な装置で分析した数万件ものデータと、こうした最新の脳研究から得られた知見が、今繋がってきています。これまでのセッションの事例でも、非常に大きな変化が起きた事例では、明らかに脳の機能自体に変化が起きていることを見てとることができるのです。
人間の脳とコンピュータとの類似と相違
人間の脳とコンピューターは確かに似ています。いずれもハードウエアとソフトウエアから成り立っています。そして、どんなに優れたハードウエアでても、不適切なソフトウエアが入れられていればよく機能することができません。そこで、ソフトウエアを修正することで、ハードウエアはその機能をフルに発揮できることになります。
しかし、両者には大きな違いもあります。人間の脳は、成長するということ、また、ソフトウエアによってハードウエア自体も変化すること、外部からの刺激や使い方によってもハードウエア自体が変化することです。そして、脳の成長が阻害されたり、機能が抑制されていたりするケースも少なくない、その一方で修復力も持ち合わせていることです。
この間、個人セッションで取り組んできたように「思考のプログラム」「思考の元データ」に当たるもの(心理学用語でスキーマと言います)を書き換えることによっても、脳自体の機能の修復や改善は見られていると考えます。
意欲と喜びの感覚を作り出す脳の働き
私は、潜在意識のプログラムの詳しい仕組みをとことん解明し、それをプログラムし直すことで人生が大きく変わるということを多くの事例で見てきました。しかし、世の中には、全体的にイキイキしており、エネルギッシュで、願望実現力が高い人と、エネルギーや存在感が低く、願望自体が萎えたような状態にある人がいます。この違いはどこからきているのか、それ自体を変えることはできるのか、ということは最近までよくわかっていませんでした。
しかし、最近の脳に関する研究と、既に認識していたことや、データの蓄積がついにつながってきました。古神道で古から用いられてきた概念に「一霊四魂」という概念がありましたが、最新の脳研究と照らし合わせると、これは実は人間が意欲を作り出す仕組みを指していたように思います。まさに報酬系ー内発的の動機づけということです。
そのシステムが、よく働いているときにどういう思考が働き、どういう気分なのかを4つの文章で描写します。子供が目を輝かしているイメージで想像してください。
・チャレンジは楽しい、新しいことができるようになることが嬉しい、そしてできることが増えると可能性がどんどん広がるので、未来にワクワクします。
・心、想いは通じる、そして通じ合えると嬉しい、そしてたくさんの人との絆が育まれることで幸せがどんどん増えてゆくので、未来にワクワクします。
・どこに行っても仲間ができる。仲間ができると嬉しいし、仲間がいることで一緒に楽しんだり、一人ではできないことも実現できたりするので、未来にワクワクします。
・新しい知識を得たり、新しいことがわかったりすることは楽しいし、知識がどんどんつながって世界が広がります。わかることやできることがどんどん増えるので、未来にワクワクします。
もし、子供が目を輝かすように、この文章で描かれた思考や気分に近い状態を10、全くピンとこない、あるいは否定的な思考で押しつぶされるような状態を0とすると、これら4つの文章に対して、あなたの状態は、いくつくらいでしょうか?
これは、意欲や願望実現力に直結する脳の機能を図る目安となります。そして、この機能を多くの人がまだ子供の時代に、抑圧してしまい、今でも抑圧し続けています。そして、その状態を自分の生まれつきの性格であるかのように思い込んでいます。
こうした抑圧を解消し、もっとイキイキといき、真の望みを実現したくはありませんか?先ほどの4つの文章が表す思考や気分に対して、スコアを引き下げているものはなんでしょうか? これを探して解消し、意欲と願望実現のための脳の回路を再活性化したくはありませんか?
モチベーションの3段階とは? あなたはどれで生きていますか?
あなたは、子供時代に無我夢中で遊んだ時を思い出せますか?
時間を忘れ、どこか擦りむいていても気づかずに過ごしたことはありませんか?
しかし、成長するにつれて、「遊んでばかりいないで勉強しなさい」「少しは家のことを手伝いなさい」などと言われるようになって、やりたいことよりもやらなくてはならないことをやるようになりませんでしたか?
いつしか、やりたいことを我慢してやらなければならないことをやると、「いい子」とされるようになったのではないでしょうか?
人間のモチベーションには3段階あるそうです。
一つは生理的動機づけです。これは、お腹が空いたから何か食べたいというようなものです。
二つ目は、外発的動機づけです。報酬を得るため、罰や批判を避けるためということで、現在の会社組織の人事管理のベースを成しています。
三つ目は、内発的動機づけです。チャレンジしたい、学びたい、人と良い関係を持ちたい、人の役に立ちたい、この世界をよくしたいといった内側からの動機づけです。
子供時代は、未熟ながらも、新しい体験をしたい、もっと知りたい、友達を作りたい、喜ばれたいなど内発的動機づけが盛んだったはずです。けれども成長するに従って、外発的動機づけに縛られていることが当たり前になる傾向があります。
中にはそんなことはない、自分は学生時代も自発的に勉強したし、仕事もやりたかった仕事を選んでいる、という人もいるかもしれません。そういう人は幸いです。それでも、もし受験がなくても勉強したでしょうか? 一生遊び暮らせるほどのお金があっても今の仕事を続けるでしょうか? この問いにYESでないならやっぱり外発的動機付けをかなり受けているのです。
「したい脳」と「しないと脳」・「したい脳」を鍛える
何も外発的動機づけが悪いと言っているわけではありません。しかし、願望を実現したり、人に影響力を持ったり、いつまでも生き生きと若い脳を保つのは内発的動機づけです。実は外発的動機づけと内発的動機づけでは脳の異なるシステムが働いていることがわかりました。
この辺りを詳しく書くと難しいので、前者を「したい脳」後者を「しないと脳」と呼びます。「しないと脳」ばかり使っていると、人生は我慢の連続で、そのうち老けて人生そのものがしぼんでゆきます。逆にある程度の人生経験を積んだのちに「したい脳」を活発に働かせて、自己実現し、いつまでも若々しい人もいます。
多くの「思考のプログラム」「思考の元データ」が「しないと脳」を助長する、「したい脳」を抑圧する働きをしているので、それらを解消することと併せて、脳のトレーニングによって「したい脳」の機能を取り戻すことが可能です。モチベーションを上げたい方、特に起業したいという思いはあっても自分が何をしたいかよくわからないという方は、ほっといても良くはなりませんので、個人セッションでサポートを受けられることをお勧めします。
潜在意識の「リミッター」の正体
あなたは、せっかくいいことがあって気分が上がっていたのに、急に気分が転げ落ちる経験をしたことはありませんか? また、幸せや成功を求めても、何かあるレベル以上にはいけない、ブレーキがかかる感じがありませんか。こういう場合、巷では「それはリミッティング・ビリーフのせいだよ、それを外せばいいんだ」なんてよく言われてきたものです。それで実際に改善する場合もあります。しかし、そう簡単にはゆかない場合もあります。
実は、人間にはそれぞれ、自分はどの程度の幸せならOKなのか、どの範囲のテンションならOKなのかを決める仕組みがあることがわかってきました。これは、最近の脳研究の新しい情報を世界中から検索してわかってきた内容を含みます。そして、既存の心理学には、まだ反映されていない内容です。
その人の幸せの程度を決めるメカニズムが解明されてきた
人間の脳の中には、危険やリスクに反応して不安や恐怖感をつくる器官があります。専門的に言えば扁桃体と呼ばれます。
これに対して、報酬に反応し、期待感や意欲、喜びや達成感をつくるしくみがあります。専門的に言えば線条体と言います。そして近年解明されてきたのは、これら2つの仕組みが連携して、お互いを調整することです。
この調整によって、どのくらい幸せであって良いか、どの程度のものを手に入れていいかが決まっているということです。
愛情、共感、寄り添い、サポートの経験が脳を育てる
あなたは、子供時代に十分な愛情、共感、寄り添い、サポート、励ましを受けてきたと感じますか? 実はそれらが不足すると、先ほど説明した仕組みの発達に影響をあたた結果、次のような影響が起こることがわかりました。
・リスクを過大評価し、リスク回避行動をとりやすい。例として、「批判されるくらいならあきらめる」など
・報酬を過小評価し、期待感や喜びの感覚を制限する。例として「どうせ大したことはない、どうせ得られない」など
また、もしあるレベルを超えて、期待感を持ったり、気分が良くなったり、幸せを求めると、扁桃体がはたらき始めて「それは危険だ」と不安や恐怖を作り始めるのです。
幸せや期待感を制限するプログラム
不安や恐怖、ネガティブな思考を作り出す「思考のプログラム」「思考の元データ」のようなものは今まで散々研究して、解消もしてきました。ところが、普段は休眠していて、ある程度以上の状態、成功や幸福が得られそうになると起き上がってきてそれを阻止する「思考のプログラム」「思考の元データ」というものが存在することがわかりました。
こういうものは、そういう状態にならないと起きてこないので見つからないのです。ですから、従来の心理学では全くその存在を認識すらされてきませんでした。こうした「思考のプログラム」「思考の元データ」をリミッターと呼ぶことにしました。こうしたものを放置することはとても危険です。せっかくもう少しでいいところに到達できるという時に、それを台無しにしてしまうことがあるからです。まるで心の中に、ある程度以上の成功や幸せに近づけなくするように地雷や機雷が仕掛けられているようなものです。しかもそれらは、ある程度の成功や幸せを得られそうな状態になるまでは、休眠して潜んでいます。こうしたものを除去することはできないのでしょうか?
最近、その線条体、つまり、期待感や意欲や喜びの感覚を作り出す脳のシステムが簡単に活性化できる方法を開発しました。それで気分が良くなるのですが、そこで急にネガティブな思考や感情が出てくることもあるのです。これは、先ほど紹介した2つのシステムのバランスを実際に変えようとしたために、それを制限するリミッターが起動したと説明ができます。説明ができるだけでなく、それを特定して解消することもできます。
これらの新しい理論やスキルが加わったことで、リバティ心理学は、リバティ心理学・精神科学と名を変え、さらに前進しつつあります。
体験談「迷路から抜け出して晴れやかに」
メールマガジンを読まれて翌日すぐに個人セッションを受けられた方からすぐに感想をいただきましたのでシェアします。
鈴木さん、本日はありがとうございました。
長年 私を縛り付け弱体化させていた鎖から ようやく解き放たれ、やっと本来の自分に戻ることが出来ました。 「自由な子供のワーク」で初めに出てきた女の子は、今までにも馴染みのある「ワンダーチャイルド」で木の上のリスを眺めたり広々とした草原を駆け回ったり陽光を浴びたり・・・ それは今までにも疲れた時に心を解放するスペースでもありました。 そして「そんなことが楽しいの?」と、胸の苦しさと共に初めて現れた男の子、あの子は正に人生の中で隠し続け、時に暴れて私を困らせた (私って本当に荒御魂なんだなぁと初めて実感しました) と共に荒魂的な自身の性質を初めて肯定的にみることが出来ました。 ありがとうございます。 今まで自由を求めながらも 庇護と服従の世界に住み、何か目に見えない柔らかな粘膜に覆われ、判断も出来ず何が起こっているのかも分からに拘束されているような気持ち悪さを感じていました。 何故なのか自分では捉えられず、自力では一生掛かっても迷路から抜け出せなかっただろうと思います。 今「自立心」を基軸に立つことが出来るようになり、晴れやかな心持ちです。 今までもセッションのたびに変化を感じてはいましたが、今回は特段に人生の根本的な質を変えるものになったように思います。 感覚も即座に変化しました。従来「一人で生きていくなんてとても無理」現在「何とかなるでしょ」 従来「子供の食事の支度は義務」現在「30歳男の食事の心配必要無し」 だいぶ身軽になりました。 自分の意思で自分の足で生きていく、新たな自分自身の人生に祝福を贈ります。 そして貴方の存在と功績に心から感謝致します。 いつも ありがとうございます。 |
注:荒御魂、荒魂とも言います。魂の4つの性質のうち、チャレンジや冒険を求める性質を指します。
まずはヒューマンパワー無料診断をどうぞ
この無料診断では次のようなことがわかります。
・あなたの内発的動機、意欲の源泉となりうるテーマ(魂の性質)がわかります。
・「魂の抑圧」と呼ばれていることが起きているか、その程度がわかります。
・あなたのモチベーションが、外発的か内発的か、そのバランスがわかります。
・モチベーションを阻害する「リミッター」が存在する度合いがわかります。
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