人が怖い、臆病、打たれ弱い、落ち込みやすい、傷つきやすい、の根本原因のチェック・無料診断
あなたは不安感や対人緊張感がやたら強くはありませんか?
あなたには、こんなことが当てはまりませんか?
・人が怖い、緊張、萎縮しやすい
・臆病で行動が起こせない
・打たれ弱く、傷つきやすい
・人の顔色ばかり見てものが言えない
・全般的に不安レベルが高い
・対人緊張度が高い
・人の態度や顔色に過敏
・目立ったり注目されたりするのが怖い
・決まり切ったことしかやりたくない
・生活がワンパターン化している
・表情がいつも硬い
・人と距離を置きたがる、人間関係が続かない
・全般的に億劫
・ストレスがかかると不調を起こしやすい
社会不安障害(社交不安障害)、全般性不安障害、パニック障害などの不安障害、さらにはうつ病などが激増中です。そうした疾患には至っていなくても、その予備軍の裾野はもっと広がっています。上記に当てはまるあなたも当てはまるかもしれません。
こうした問題の根本原因は、長い間わかっていませんでした。精神科や、心療内科の治療を受けたり、心理カウンセリングを受けても改善しなかった、あるいはどうせ改善できないだろうと諦めていたあなたに朗報があります。
こうした問題には、には共通の原因があることがわかりました。さらに、また多くの身体症状の原因にもなっていることもわかりました。
その根本原因は「扁桃体過活動」と呼ばれています。
こんな病気や障害も関係するかもしれません
また、次のような病気や障害を起こしたことはありませんか?
対人緊張症、あがり、高血圧、低血圧
消化性胃潰瘍、胃腸炎、喘息、
過敏性腸症候群、慢性疲労症候群
起立性調節障害、低体温症、卒倒
不眠症、失禁、夜尿症、ひきこもり
統合失調症、摂食障害
まだまだ長いリストが作れそうですが、こうした病気や障害の多くにも、この問題は深く関わっていると考えられるのです。
「扁桃体過活動」は、特定の疾患や障害よりももっと幅広く存在するので、私は「過剰警戒症候群」という言葉を作りました。別名では、レプタリス(爬虫類)・シンドロームと言います。なぜこんな名前をつけたかといえば、もともと進化の過程で、爬虫類時代に生き延びるために作られた仕組みにルーツがあることがわかったからです。
そのメカニズムの解明が進み、改善のためのスキルも確立しています。実際に個人セッションを受けられて改善されたクライアントさんの声はこちらをご覧ください。
このテーマについてまとめた動画をどうぞ。時間は7分20秒です。
びっくり!!自律神経についての新発見!!
まず、基本的に自律神経には、大別して交感神経と副交感神経があります。活発に活動するときやストレスがかかった時には交感神経が優勢に働きます。休息したり食事をしたり睡眠をとっているときには副交感神経が優勢に働きます。交感神経と副交感神経は、拮抗的に働き、これらがバランスよく働くことが重要です。
ここまではよく知られている話です。ところが、近年の新しい研究によって、副交感神経には実は2種類あることがわかりました。
副交感神経の一部は、リラックスしている時ではなくて、むしろ、強いストレスやショックを受けた時に、死んだように動かなくなる、あるいは気を失うなど、シャットダウンを引き起こすためのシステムであることがわかりました。
このシステムは、もともとは爬虫類に由来することがわかっています。爬虫類といえば、恐竜やワニやコブラなどを連想するかもしれませんが、大部分の爬虫類はトカゲやヤモリのような弱い生き物です。
そして、最大の天敵は、モズや隼のような肉食性の鳥です。彼らは、恐ろしいほどの動体視力、つまり動くものを目ざとく見つける能力を持っています。こうした天敵から身を守るためには、死んだように動かなくなって見つからないようにするのが一番良い方法なのです。
爬虫類時代の警戒システムの過剰反応
そして、私たちの脳神経系には、爬虫類時代の原始的な警戒システムが備わっています。無意識のうちに危険を感知して、自律神経系が反応するのです。このようなシステムを「ニューロセプション」と言います。
このシステムの警戒レベルが過剰に高くなり、過剰反応や誤作動を起こしてしまう場合があるのです。それが、過剰な不安、過剰な緊張、そして様々な身体症状となって現れます。
そして研究の結果、そのような状態は、脳の中の扁桃体(核)という器官が、過剰に活動していることが関係することがわかりました。(扁桃体過活動)
扁桃体(核)というのは、脳の中で不安や恐怖や怒りなどの情動を発生させる器官です。そして扁桃体(核)には、苦痛や感情の記憶(情動記憶)が保存されることもわかっています。
胎児期、出生時、幼少期のトラウマが影響する
そして、胎児期、出生時、そして3歳になるまでの間が、特にこのような原始的な記憶が生じやすいこともわかっています。このような時期に生じたトラウマを「アーリー・トラウマ」と言います。
そして、それらが原因で、その後も慢性的に扁桃体(核)の過剰活動(扁桃体過活動)が慢性化することがわかりました。
人間には、通常3歳以前の記憶はありませんので、
本人は原因となる出来事を知らない場合がほとんど
です。もちろん、その後の生い立ち課程で受けた虐待やネグレクトなどが原始的なシステムにも記憶され影響を与える場合があります。
爬虫類の原始的な警戒システムであるニューロセプションの警戒レベルが高い状態が続くと、まるで怯えた爬虫類に似た行動パターンが現れます。
爬虫類の多くは地味な保護色を帯びてできるだけ目立たないようにひっそりと生きています。そして、特定の縄張りの中だけで生息し、他の個体とも距離を置きます。そして、危険を察知すると、死んだように動かなくなります。
これが人間でいえば、目立ちたがらない、決まり切った生活パターンをとる、人とは距離を置きたがる、ストレスがかかると、すぐに具合が悪くなったり、引きこもったりしたくなるということになります。
さらに分かってきた「脳の炎症」の仕組み
さらに近年、うつ病や不安障害ほか多くの精神疾患などに、「脳の炎症」が関係していることがわかってきました。実は脳を構成する細胞のうち、約20%が神経細胞(ニューロン)ですが、約10%は、ミクログリアと呼ばれる免疫細胞です。
ミクログリアは、脳の中に細菌やウイルスなどが侵入するとそれらを取り除く働きがあります。そして、神経細胞などからSOS信号を受け取ると「炎症性サイトカイン」と呼ばれる信号物質を放出して仲間を集めようとします。これによって脳内に炎症が起きるのです。
細菌やウイルスが侵入した場合には、それらが取り除かれれば炎症は静まります。ところが、神経細胞は、精神的ストレスがかかった場合にもSOS信号を出すことがわかりました。この場合も、ミクログリアは「炎症性サイトカイン」を放出して炎症を起こすのですが、細菌やウイルスのような敵が存在しないので収拾がつきにくくなるのです。
こうした炎症が、特に扁桃体(核)で起こりやすいのです。
なぜなら、ストレスの情報は、最終的には全て扁桃体(核)に伝えられるからです。そして炎症が起こるとますます過敏になるという悪循環が起こります。
つまり、もともとアーリー・トラウマの影響で扁桃体(核)の活動レベルが高い人は、ストレスを敏感に受けやすく、それが脳の炎症につながり、悪循環に陥りやすいと考えられるのです。
また、この過剰警戒は、伝播する傾向があります。生い立ち過程で、親兄弟が常時、過剰警戒の状態であったとすると、あなたもそうなっている可能性があります。
さらに、数世代のトラウマが世代間で伝搬することもわかっています。例えば、祖父母が戦地や空襲を体験しているとするとそういう恐怖感を継承している可能性もあるのです。
また、職場全体がピリピリして過剰警戒の状態が強いと、その環境の影響を受ける可能性もあります。また、特定の出来事をきっかけに過剰警戒のレベルが劇的に引き上がる場合もあります。
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もし、あなたが過剰警戒症候群(レプタリス・シンドローム)に該当するのだとしたら、それは解消できる問題です。
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5・よく当てはまる
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