失敗を恐れる、すぐに「失敗」と決めつけるインナーチャイルド(失敗予測チャイルド)
このインナーチャイルドの核にあるのは、心理学用語で言う「失敗スキーマ」です。
このインナーチャイルドを持つ人は、何かをやろうとするときに、すぐに失敗を予測します。ただ、失敗を予測する範囲や度合いは人によって異なります。
甚だしい場合には、他の人に比べて、愚か、不器用、才能がない、無知など劣っており、ちゃんとしていないと思い込み、人生に失敗している、あるいは失敗するだろうと信じています。
ですが、そこまでの思い込みでなくても、ちょっと難しい事、新しい事をやろうとすると、どうせ失敗するだろうと考える傾向を持つ人は珍しくありません。
また、誰かの指示やマニュアルの通りにやる内には問題がなくても、自分で考えて判断しなければならないとなったときに失敗を予測して不安になると言った形で、限定的にこの問題を抱えている人はもっと幅広く存在すると思われます。
このスキーマに服従(そのままモード)すると、努力してもどうせダメだと考えて、実際の能力以下のことしかやらず、自分の業績などを低く見積もり、他者の業績などを高く見積もる傾向があります。また、信じている通りに、実際に失敗をしてしまう事もあります。
回避(逃げモード)すると、課題を先延ばしし、新しい挑戦を避け、能力に見合った目標を設定するのを避ける傾向となります。
過剰補償(がんばりモード)すると、何をするにしても慎重に念入りに準備します。例え成功しても、成功を受け入れることが出来ません。
また失敗スキーマが存在すると、実際に能力の発揮を制限してしまうので、それを現実化してしまう場合が多いのだといいます。
ただ、私自身の経験では、人間は二重、三重の思考パターンを持っている場合もあり、その時々で異なるスキーマが活性化するために現れ方が複雑な場合もあるようです。
あるクライアントは、自己卑下するインナーチャイルドと罰に怯えるインナーチャイルドを強力に持っていましたが、それと共に強力な失敗に怯えるインナーチャイルドも持っていました。
普通に生活している時に、自分の能力を並以下だとは思わないにもかかわらず、何らかの失敗や挫折によって、急に悲観的、自己卑下的になり、根拠がない ことが分かっているにもかかわらず、自分がやる限りにおいて全ては失敗するだろうと強固に考えるくせがありました。
「根拠」を問われると、得体の知れない「資質」によって成否が決まっており、なんだかは分からないが、自分には先天的に何かの「資質」が欠けており、失敗することになっているのだと決め付けるのでした。
だから、仕事でちょっとした失敗をするたびに、自分はこの職場にいないほうがいいと考えて、退職を考え出す始末だったのです。
このクライアントは、幼少のころ、なにか失敗をすると、母親からは、「ヘマばかりやる!!」「やることなすこと、もぅ!!」などと激しい怒りを向けられた 記憶がありました。とにかく、自分は、ヘマばかりやる人間で、いつも人を怒らせる存在なのだという学習をしていたのでした。
もちろん、このようなケースでも、問題を解消し、自信を持って生きられるようになる事は可能です。
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