「どこにも居場所がない孤独な私」からの卒業
※このエピソードは、クライアントさんの実際の体験談をもとに編集したものです。
子供のころから居場所がなかった私
私は、どこに行っても自分の居場所がない、人に本心を打ち解けことができないという問題を抱えてきました。
現在の職場でも孤立することが多く、仕事上のこで質問一つするにも緊張してしまうくらいでした。
子供のころは、父親がよくお酒を飲んでは母親と口論をしていた記憶があります。
両親ともいつも不機嫌で、私は何かにつけて怒られました。ほめられた記憶は全くといっていいほどありません。
結局、両親は私が8歳のときに離婚し、母は私を連れて実家に帰りました。母は働きに出るようになり、私は家で祖父母と過ごすことが多くなりました。
転校先では、友達もできずいじめにもあいました。子供心にも、人に家の内情を知られたくなくて、誰にも心を開けませんでした。
さんざんだった恋愛体験
そんな私でも恋愛をしたことはあります。けれども毎回のように、フェアな関係が築けずに、フェイドアウトしてしまう始末・・・
最初の交際相手は駆け出しのミュージシャンで、ろくに収入がありませんでした。自分の実力は、本当は誰それより上なのにとか、誰それなんてたいしたことないのに、といった愚痴ばかりきかされました。結局、お金のことであてにされ、断ったら去っていきました。
次の交際相手は、妻帯者でした。包容力があり、優しくて頼りがいがあるところが好きだったのですが、会いたいときに会えない辛さが苦痛でした。
結局私は都合の良い女。このまま関係を引きずっていてはいけないと思い、連絡をしなくなったら、自然消滅してしまいました。
次の交際相手は、私以外に付き合っている彼女がいて、二股かけている遊び人でした。デートの直前にドタキャンが続いたあと、連絡が途絶えました。
人生を変える転機が訪れた
ある日、ふと立ち寄った書店で「すべては変えられる・思考をつくる
心の奥の秘密」という本に目が止まり、読んだことは大きなきっかけになりました。
誰ともなじめず、男運が悪く、自信がなくて生き辛さを感じるのは、生い立ちに問題があるのではないかと漠然と思ったこともありました。
あるとき、アダルトチルドレンという言葉を知り、私もそれにに当てはまるのではないかと思い、関連する本を読んだこともありました。
たしかに自分に当てはまることが多く書かれていましたが、かといってそれがどう変えられるという気もしなかったのです。
しかしこの本の中には、詳しく自分を分析できる内容があって、それが変えられるということがはっきり書かれていましたし、体験者の声を読んでいるうちにひょつとして変われるかも・・・と思うようになりました。
カウンセリングを受けて希望が見えた
そして、カウンセリングを受けてみたいと思い予約を入れました。
それまでは、自分が抱えている生き辛さを誰にも理解などされないだろうと思っていました。
ですが、始めてのカウンセリングで、ちょっと先生とお話しただけなのに、自分の気持ちや、幼少期の頃のことまで言い当てられて、びっくりしました。
私の心を始めて理解してくれたという嬉しさと安心感を感じました。また、まるで普通のことのように手慣れた様子で私の心の中を分析して行きました。
幼少期の体験を癒すためには、辛い体験を思い出さなければならないのかと思いきや、そういう必要もなく、あまりに楽だったので拍子抜けしたくらいです。
カウンセリングの後は、胸のあたりに暖かいものを感じて、気分がすっと軽くなっていました。ただその時点では、自分の中で何かが変わったというのは半信半疑でした。
ものごとの感じ方が変わっていた
その後、職場で飲み会に誘われて行ったのですが、いつになく自然体で会話している自分がいて、なんかいつもと違うと感じました。
以前よりも、そのままの自分を出していいんだと感じられました。また自分が話しているときに、受け止めてもらっているという感じがしました。
それをきっかけにして、職場でも人見知りしないで、自然に会話ができるようになりました。
かつてのような対人緊張はすっかり消えて、楽しく過ごせる時間が増えました。
けれども、急に今の仕事が本当にしたいことじゃないということに気がついてしまいました。進路を決める際にも、本当は芸術系に行きたかったのに、無難なビジネス系の専門学校を選びました。
お金に苦労したのと、母親の顔色を見て、将来確実に収入に結びつきそうな道を選んでいたのです。
考えてみれば、今までの人生で本当にやりたいことをやったことがありませんでした。でも、今からでも遅くはないと考えるようになりました。
新しい人生に踏み出す
こうしてついに私はアフターファイブでデザイナー系の学校に通うようになりました。夜間部は、私と同じように働きながら夢を追って勉強している人の集まりです。仲間意識も持ちやすかったのでしょう。すぐに友達もできました。
男性の友達も増えましたし、現役デザイナーの先輩達など、新しい人脈もできて行きました。
そして、あるパーティーで出会った男性とおつきあいも始まりました。お互いに時間のやりくりが大変な中でも関係はうまく行っています。とても誠実で思いやりのある方で私を大切にしてくれています。
私は今、毎日がとても充実し、新しい未来の可能性にワクワクしています。
※このストーリーのモデルとなったクライアントさんは、その後、ご結婚され、主婦をやりながら工芸品をネットで販売する仕事をされています。
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