はじめに

　 このページを検索された方は、何かしら人生に悩みや課題を持ち、その解決のために「スピリチュアルカウンセリング」をお受けになることを検討されていると思います。たとえば・・・

☆いつも似たパターンでの失敗、挫折を繰り返してしまう

☆人間関係で悩んでいる

☆自分の進むべき道が分からずに悩んでいる

☆異性との関係が上手くつくれない、いつも破局してしまう

☆原因不明の心や体の問題で悩んでいる　などなど・・・

　ところが実際にどこで相談を受けるかということになると、「スピリチュアルカウンセラー」のスタンスも考え方も千差万別で、玉石混合というのが現状だと思います。私は、「スピリチュアルカウンセラー」を名乗っていますが、実際には１０数年来、心理療法、栄養療法、エレクトリックホメオパシーなどの携わってきたセラピストです。ＮＬＰや認知行動療法など、従来的な心理カウンセリングをベースにしつつ、スピリチュアルな領域まで含めてサポートをさせていただいています。

　 まずは、この記事をお読みいただいて、なお疑問や、もっと詳しくたずねたいことは、メールでお尋ねください。
　メールでのご相談は、無料ですし、しつこい勧誘や脅しまがいのことは一切ありませんので、まずはお気軽にご相談ください。

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スピリチュアルカウンセリングの流れ

　私が行うスピリチュアルカウンセリングは、まず、心理カウンセリングのようにお悩みをうかがうことから始まります。そして、問題の原因が何か、最もよい解決方向はなにかを、カウンセリングとリーディングによって探り出してゆきます。

　スピリチュアルカウンセリングを通じてどのようなサポートをさせていただくかは、ご相談内容により、胎児期ヒーリング、潜在意識の書き換えヒーリング、ケースによっては過去生（前世）のリーディングとヒーリングを行う場合があります。その方の問題解決に必要なことをリーディングさせていただきます。

　日本人は一般的に、人生に困ったとき、迷った時に心理カウンセリングよりも占いや霊能者に相談する傾向があります。そこでは、「自分いはこういう仕事が向いているか？」とか「自分はいつごろ結婚できるか？」とか「自分に不幸が続くのはなぜか、どうやったら抜け出せるか」などを尋ね、それに応える側も、生まれの星とか、運気とか、因縁とか、宿命といった観点からアドバイスを与えるというスタイルが多いようです。

　 そこでは、暗に人生は、生まれの星とか、運気とか、因縁とか、宿命によって支配されているという認識がベースになっているようです。そういう枠組みの中でよりよい選択は何かという問題の立て方をする場合が多いようです。
　 しかし、私のスピリチュアルカウンセリングでは、人生は自分で創造するもの、そして、人生の現実の大部分は実は自分自身の潜在意識が作り出しているという側面を重視します。

　従いまして、私のスピリチュアルカウンセリングで中心的なテーマとなるのは、潜在意識です。潜在意識の力をご存知でしょうか？　実は、人間の意識の９０数％は、潜在意識に占められていて、潜在意識がほとんどの人生の現実を創っているのです。
　たとえば、幸せになりたいと思っていても、潜在意識に「私は幸せになる価値がない」という思考パターンがあると、無意識のうちに幸せを遠ざけてしまうのです。
　そして、どんな方も、気づかないうちに人生にトラブルや制約を与えるような思考パターンを潜在意識に持っています。その多くが、胎児期、生い立ちの過程、過去生（前世）に由来します。
　従来的には、催眠などの方法を用いていたところをスピーディーにアプローチできるのもスピリチュアルカウンセリングの特徴です。

　問題の思考パターンが、どのようにつくられたのかをリーディングし、過去の潜在記憶をヒーリングしネガティブな感覚、感情を浄化しながら、最高最善の思考パターンへと書き換えてゆきます。
リーディングした情報はさらに、必要に応じてＭＲＡ（Ｍａｇｎｅｔｉｃ　Ｒｅｓｏｎａｎｃｅ　Ａｎａｌｙｚｅｒ）という装置も使って確認します。
　また、ヒーリングの後、問題となる思考パターンが本当に書き換えられたかどうかもチェックします。この装置を使うのは、一般的にはＯ−リングテストと呼ばれる方法で行われていることをより客観的にテストするためです。
またスピリチュアルカウンセリングの結果、ヒーリングの対象が、クライアントさんご本人様だけでなく、ご家族、家、場所、家系、さらには、その地域までがヒーリングの対象になる場合も少なくありません。

　スピリチュアルカウンセリングを受けられた方の殆どは、一回のヒーリングでも、効果を実感されています。まず、気分が楽になり、ネガティブな思考の癖が解消し、そして、直接のご相談の問題だけでなく、だんだんに人生全般が好転してゆきます。
　スピリチュアルカウンセリングをお受けになった結果、直接のご相談内容以外のことにも効果が及ぶことが多く、結果的に身体的な問題が解決するケースも珍しくありませんし、
　 若返りが起こったり、人生全般に対して積極的になれたりもします。 以下、見出しを挟んで、テーマ別にスピリチュアルカウンセリングの様々な側面についてお伝えしたいと思います。

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現実を創る潜在意識の力

金運や仕事運の改善

恋愛運・結婚運の改善

人間関係の悩み・性格改善

夢や願望の実現

胎児期記憶が人生に与える影響

スピリチュアルカウンセリング体験談

子供が見違えるように・・・
母子ヒーリングの事例

遠隔、電話スピリチュアルカウンセリング

過去生（前世）ヒーリング

過去生（前世）リーディングの事例

浄霊

「浄霊」の事例と考察

科学とスピリチュアル

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スピリチュアルカウンセラーのスタンス

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現実を作る潜在意識の力

　潜在意識の力をご存じでしょうか？　実は、人間の意識の約九十パーセントは、潜在意識に占められていて、潜在意識がほとんどの人生の現実を創っているのです。
　例えば、幸せになりたいと思っていても、潜在意識に「私は幸せになる価値がない」という思考パターンがあると、無意識のうちに幸せを遠ざけてしまうのです。
　そして、どんな方でも、人生にトラブルや制約を与えるような思考パターンを潜在意識の中に持っています。その多くが、胎児期、生い立ちの過程、過去世（前世）に刷り込まれたことに由来していますが、ご先祖様から継承したものもあります。
　一般的に多くの方に見られる思考パターンとしては、例えば「私は常に父親の期待に応えなければならない」とか、「私は常に母親のいうことに従わなければならない」とか、「目立つといじめられる」とか、「常に批判を避けなければならない」といったものがあります。
　人によっては、「私は常に批判される」とか、「私は常に犠牲にされる」といった思考パターンが見られたり、「私の考えには価値がある」「自分で考えたことはうまく行く」といった投げかけに対して、NOという反応が返ってきたりすることもあります。これでは、さぞ人生は困難に満ちていたことでしょう。
　どんな思考パターンによって制約を受けているかは人によって千差万別で、ご本人がうすうす気づいているものもあれば、全く気づいていないケースもあります。
　個人セッションでは、そうした思考パターンがどのように作られたのかを、カウンセリングとリーディングで探り出して、ネガティブな感覚、感情を浄化しながら、最適の思考パターンへと書き換えていきます。
　ある思考パターンが潜在意識に本当に存在するか、また、ヒーリングの後でそれが書き換わったかを確認するためには、一般的には、「O?リングテスト」や「北向き法」などの筋反射テストを用います。私の場合には、より客観性を確保するために、MRA（Magnetic Resonance Analyzer）という装置を使って確認します。
　個人セッションを受けられた方の大部分は、1回でも効果を実感されています。また、回を追って、気分が楽になり、ネガティブな思考パターンが解消され、そして、直接のご相談の問題だけでなく、だんだんに人生全般が好転していきます。
　ヒーリングの影響は、直接のご相談内容以外のことにも及びます。病気や体の痛みやコリなど身体的な問題が解決するケースも珍しくありませんし、若返りが起こったり、ご家族にもよい変化が表れたり、人生全般に対して積極的になれたりします。声や手相が変わったりしたケースもあります。
　では、テーマごとに、述べていくことにします。

金運(経済運)や仕事運の改善

　私が行う個人セッションは、占いでも神頼みでもありません。人生を他人任せや、運命や人のせいにするのではなく、自分が変わることで、現実をよくしていきたいと思っている方を対象にサポートさせていただいています。
　クライアントさんが経済的に豊かになったり、健康になったり、よい仕事を得たり、よい人間関係を築いていくことを妨げる潜在意識の思考パターンをキャンセルし、ポジティブなものに作り変えることが中心になります。潜在意識が人生の現実を作っているので、そうすることで結果的に仕事運や金銭運が向上したり改善したりするのです。
　ほとんどの方が、何かしら胎児期の刷り込み、生い立ち過程でのトラウマ、過去世（前世）からの持ち越しによる制約を受けています。
　頭では、お金を稼ぎたいと思っていても、例えば、潜在意識では、「お金を手に入れることは難しい」「お金は汚い」などの思考パターンが働いた結果、お金を遠ざけているかもしれません。
お金や財産、豊かさにまつわる思考パターンも、千差万別です。単純な例としては、胎児期や幼少期にご両親が経済的な困難を抱えていて、いつも「お金がない」「お金が足りない」などの言葉を聞いていると、それが潜在意識に入り込んでいる場合があります。
　他に、「お金持ちは悪い人です」「お金を持つとねたまれます」「財産を持つと争いが起こります」といった思考パターンが入り込んでいる場合もあります。
　また、潜在意識が、「自分の存在に価値がある」と思っているか、「自分の仕事に価値がある」と思っているか、などのチェックも重要です。自分で自分に価値がないと思っていると、お金が入ってこなかったり、請求ができなかったりする原因になります。
　意外に多く見受けられるのは、過去世で聖職者だったことがあり、「清貧の誓い」を持ち越しているようなケースです。こういう場合「私は、財産を持つことが許されます」といった投げかけをすると、見事にNOの反応があり、「神（または仏）に仕えるためには、清貧でなければならない」というフレーズでYESの反応があったりします。
　こういうケースは、過去世を完結させて、「清貧の誓い」をキャンセルすることができます。
特定の仕事に特別な情感を抱く場合、その人が過去世でもその仕事や、あるいは何らかの類似性のある仕事をしていたケースは多いものです。過去世から継続した特別な能力や特性がある場合にはそれを呼び覚ますことができる場合もあります。
　 また、魂から湧き上がる欲求に基づいた仕事こそ、力も湧き成功しやすいということがありますが、多くの方はこの魂の欲求を抑圧していたり、自分でも見失ってしまっていたりします。「自分の魂の欲求は何か」を知ることも大切な要素です。
　実際のところは、個人セッションやセミナーを受けてから、収入が実際に増えたり、仕事上ですばらしい成果を得たり、ピンチを乗り越えることができたというケースはたくさんありました。

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恋愛運や結婚運の改善

　恋愛と結婚に関する潜在意識のパターンをあげると、実に多様で、体験談をあげるとキリがありません。異性に苦手意識がある、繰り返し似たパターンで関係が破局してしまう、異常な嫉妬心や執着によって関係が泥沼化してしまう、惹かれるタイプの人には近づけず、特定の問題のあるタイプとばかり縁ができてしまう、結婚を意識し始めると急に気持ちが冷めてしまう、セックスに対して嫌悪感があり苦痛に感じる、などなどです。
　無意識に恋愛を避けてしまうような問題について、最近では、恋愛回避症候群という言葉まで使われるようになりました。
　別の章で詳しく述べますが、私たちは、生まれてくる前の胎児期に、たくさんの観念、思考パターンの刷り込みを受けています。恋愛や結婚に関するものだけでも様々なものがあります。母親が持っていた思考パターンが移行したものもあります。
　それらは、脳が十分に発達していない段階で解釈され、潜在意識に刷り込まれるもので、例えば、「結婚は束縛だ」「結婚は失敗する」「結婚とは支配されることだ」「結婚することは自由を失うことだ」「嫁になるといびられる」など、結婚に否定的なものや、「結婚とは暴力に服従することだ」など結婚する相手が暴力的な人であることを示唆するものや、「結婚すると経済的に苦労させられる」など結婚する相手が経済的に問題のある人であることを示唆するものもあります。
生い立ちの過程での、両親の不仲、異性の親からの暴力、暴言、虐待なども深いトラウマを残し、恋愛や結婚に強く影響します。「結婚とは争うことです」とか「男性は恐い」「私は常に拒絶される」などの思考パターンが見つかる場合もよくあることです。
　また、性に関してタブー視するようなムードは、敏感に子供に伝わり、思考パターンとして刷り込まれます。そのため、「男女の関係は悪いことだ」とか「男女の関係は恥ずべきことだ」とか「セクシーであることは、はしたないことだ」といった思考パターンが作られているかもしれません。
　女性の場合、第二次性徴を親たちがどう受け止めたか、ということも影響を与えます。「女性であることは恥ずかしい」「女性であることは嫌悪される」といった思考パターンが入り込んでいる場合もあります。
　失恋や悲劇的な破局、別れ、離婚なども大きな心の傷を残す場合があります。
　 頭では、恋愛や結婚を望んでいても、潜在意識では、「再び傷つきたくない」と考えて、それを拒んでいる場合は少なくありません。
　また、男女間の親密な関係というのは、お互いの思考パターンを刺激し合いやすいものです。それが繰り返されると、今度は、相手のキャラクターそのものがネガティブな思考パターンが作動するアンカー（条件付けられたきっかけ）となってしまう場合があります。
　男女間の関係が泥沼状態になっているときには、往々にしてそういうことが起こっています。

■ソウルフラグメント解消で再出発を

　すでに相手とは別れているのに、過去の恋愛を引きずってしまい、先に進めないでいるケースもあります。実は、いったん親密な関係を持つと、お互いのエネルギーフィールドの一部が入り込み合うということが起こります。そのことを、ソウルフラグメントといいます。
別れた後も、相手のエネルギーフィールドの一部が自分に残り、自分のエネルギーフィールドの一部が相手に残ったままになっている場合があります。
こういう場合には、「ソウルフラグメントの解消」というテクニックを使って、お互いのもつれ合ったエネルギーフィールドを浄化して、本来の場所に返すことが有効です。
　完全にお別れした、あるいはお別れするという場合だけでなく、関係がこじれてしまった場合にもいったんこうしたヒーリングを行うことが有効な場合があります。
　また、いったんお別れした相手と、このテクニックを使ってヒーリングしたら、よい形でよりが戻って関係を再出発できたというケースもあります。

■親密な関係ほど「心のふたが開く」

　いわゆるトラウマ＝心の傷は、多かれ少なかれ誰にでもあります。そして、それは恋愛には大きな影響を与えます。付き合い始めは、相手に気に入ってもらおうと努力しあいますから、よい関係に見えても、いったん親密になると、私は「心のふたが開く」と表現しますが、妖怪変化のように様々な思考･感情パターンが表れてきます。それに上手く向き合えば、深いレベルから心の問題を解消し、お互いに大きく成長するチャンスでもあるのです。一方では、関係を泥沼にしてしまうこともあります。「ふたが開いた」ときこそ、ヒーリングを通じて人生の可能性を広げるチャンスです。恋愛関係や結婚関係に問題を抱えたときは、スピリチュアル面と心理面からのサポートをお勧めします。

■恋愛成就の守護霊を引き寄せる

　また、後で詳しく述べるテーマですが、長らく恋愛や結婚を避けてきた、あるいは、仕事一辺倒で生きてきた方の場合、恋愛や結婚をサポートする守護霊（守護天使）がいない場合があるようです。別の章でも述べますが、守護霊（守護天使）というのは、本人の志、願望、思考パターンなどに応じてついてくださるようなので、恋愛や結婚を妨げるようなトラウマや思考パターンを解消した上で、最高最善の守護をお願いして、新たに来ていただくことも可能なようです。

■ソウルメイトとの出会い

また、シータヒーリングのテクニックのなかには、ソウルメイトとの出会いを促進するというものもあります。この場合には、漠然と恋人が欲しいとか、結婚したいとかいうよりも、具体的にどういう相手を望むのか、どんな関係を作っていきたいのかを明確にしたほうがパワフルなサポートが可能です。
　個人セッションやセミナーを受けた後で、よい相手が現れた、あるいはプロポーズされたという体験談や、これまで異性が苦手だったのが自然体で話せるようになったなど、たくさんの体験談があります。

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人間関係の悩みや性格の改善

　スピリチュアルカウンセリングでは、一般的な人間関係の悩みや、性格の改善などのテーマにおいても同様に、誰しもが知らず知らずのうちに潜在意識に持っているネガティブな思考パターンを解消することが有効です。

人間関係の悩みも、特定の相手との人間関係のケースもあれば、不特定の相手に対して、対人緊張、付き合いを避けてしまう、どの集団にも溶け込めず、疎外感を感じるなどのケースもあります。

　潜在意識に、「批判が怖い」「人間関係はわずらわしい」「誰も信用できない」などの思考パターンが刷り込まれているケースにもしばしば遭遇します。
　また、相手にＮＯが言えないというケースも多いですが、潜在意識に「相手の言う事に従わなければならない」というような思考パターンが刷り込まれているケースも少なくありません。
　時々、夫、あるいは、上司が絶対に意に従わせるような暴君タイプだと思っていたのに、スピリチュアルカウンセリングを受けた後、自分の意見や意向を言えるようになったら、それを聞き入れてもらえて、実は、別に「暴君」でもなんでもなかったというケースもあります。強い思い込みが、相手に投影されていたり、また、そういう現実を創っていたという場合もあるのです。

　性格の問題も多種多様ですが、中には、「性格」では済まされないような、酒乱や暴力癖などのような問題もあります。こういう反応パターンがどのように刷り込まれるのかというメカニズムは後ほど説明しますが、ほとんどは、本人が変化を受け入れるのであればスピリチュアルカウンセリングで以外に簡単に解決可能なものです。

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夢や願望の実現

　夢や願望の実現は、スピリチュアルなサポートのなかで重要なテーマです。この場合のルールは一つだけ。「他人の自由意志を侵さないこと」です。つまり、他人にこうであって欲しいとか、他人にこうして欲しいというような願望実現はできませんが、自分次第でできることは、願望実現をサポートすることができます。
　多くの人が、我慢することやあきらめることを学びながら成長しています。また、親から「そんな夢みたいなこと言っていないで」「世の中はそんなに甘くない」と教え込まれて来ています。そのために、夢や願望を持つこと自体ができなかったり、自分に許すことができなかったりします。
　世の中を見渡すと、二世の芸能人やスポーツ選手というのは数多くいらっしゃいます。それを見て、人は、血筋だと思ったり、親の七光りと揶揄したりします。けれども、私の見方では、親が芸能人やスポーツ選手である場合、子供のころから、そういう風になることが特別なことではない、可能なことだということを現実感覚として持っているというのが大きな要因だと思います。それに対して、大部分の人は子供のころから芸能人やスポーツ選手になるのは、非現実的でほとんど見込みがないことだと学ぶのです。つまり、幼少期から積み重なった思考パターンが影響していると考えられるのです。
　また、今欲していることが、本当に魂からの欲求に根ざしているのか、それとも、トラウマやコンプレックスを基盤として、例えば「見返してやりたい」といった動機に根ざしているのかという見極めも大切です。今の時点での願望に固執するよりも、トラウマやコンプレックスを解決するほうが先決という場合もあります。
　世の中を見ても、トラウマやコンプレックスを基盤にして、密かな復讐心を動機にして「成功者」になっているケースはありますが、消耗も大きく、結局は破滅している場合も多いのです。
そういうことも踏まえて、本当の意味での人生の成功者になることをお手伝いさせていただいています。
　よく、「人前に立って大きな仕事をしたいのだけれども、緊張してしまうので葛藤が起こる」と言われる方がいます。
　そういう場合に、葛藤の原因となるような思考パターンをどんどんキャンセルしていくのですが、ステージが高く、仕事の規模が大きくなるにつれて、普通の生活をしている分にはさほど問題にならないような思考パターンもキャンセルする必要が出てきます。
例えば、「目立つといじめられる」「目立つと妬まれる」「有名になると叩かれる」「成功すると陰口を言われる」などいろいろな思考パターンがあります。
　ある方の体験談では、胎児期に「みっともない」などの言葉を繰り返し聞いていて、「私はみっともない」という思考パターンが見つかりました。
　さらに幼少期に、「音痴」とか、「お前は頭が悪い」「お前にはとりえがない」「才能がない」「目立たないようにしなさい」「器量が悪い」などと言われたことも刷り込みになっていたケースもありました。それらの刷り込みが、人前に出ることをはばからせていたり、のびのびと表現したりすることを阻害していたのです。
　個人セッションでは、このように胎児期や生い立ち過程で受けた刷り込みからどんどん解放されていくことができるのです。
　最近、講演や司会業などで、新しいステージにチャレンジしようとするときに、様々な不安や緊張が起こり、その背景にあったネガティブな思考パターンをワークする体験談が続きました。
その結果、緊張がなくなり、自然体で楽しく、新しいステージの仕事に取り組むことができて、成功を収めることができたといううれしい報告をいただいています。さらに、新しい仕事のチャンスをつかんだというご報告もいただきました。私としてもうれしい限りです。

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胎児期の記憶が人生に与える影響

　私が個人セッションをさせていただくときに、もっとも重要視しているテーマの一つが、胎児期のヒーリングです。
　シータヒーリングの公式スキルとしては、応用DNAセミナーの内容で、「胎児の時代に愛を送る」と「浮遊記憶を取り出す」テクニックが紹介されています。
　私は、これらのテクニックと、それまでに学んだ様々な心理療法の理論を組み合わせて応用しています。ここで、述べられる「浮遊記憶」と「ベイランス」に関する解釈は、私見であってシータヒーリングの公式見解ではありませんが、私の経験上、現実によく当てはまり、問題解決に役立つという印象を持っておりますので、紹介させていただきます。
　人間は、胎児期にも、様々な言葉や音を聞き、状況を認識します。そして、大脳皮質が十分に発達していないなかで、より動物的な学習をします。特に、大きな影響を与える要素に、「浮遊記憶」と「ベイランス」があります。
　浮遊記憶というのは、気を失うなど、意識レベルが非常に低下したときに聞いた情報が、潜在意識に記憶されたものです。これは、外科手術や事故、悲惨な体験、薬物の使用などだけでなく、胎児期にも、母体の健康状態の悪化や強いストレスなどが原因で生じるという見解があります。むろん、胎児は言葉の意味を理解しませんが、音声としては記憶され、後に、言葉を理解するようになるにつれて、潜在意識で意味を成すようになります。そして、後に何らかの刺激を受けることで、思考パターンに入り込み強制暗示として作用するようになるのです。思考パターンに入り込む前の浮遊記憶は、一括消去できるようですが、浮遊記憶から思考パターンに深く入り込んでしまったものは、特定してキャンセルしていきます。
　特に、胎児期の母体の健康状態に何らかの問題があった場合だけでなく、怒鳴り声や暴力のある環境では、多くのネガティブな情報を含む浮遊記憶が刷り込まれる傾向があるようです。
例えば、ひどいケースですが、胎児期の浮遊記憶として「死んでしまえ！」「消えうせろ！」「出て行け！」といった言葉と共に、食器が割れる音が記憶されていたケースがありました。その人は、人に怒鳴られたり、物が壊れる音を聞いたりすると、気分が急激に落ち込み、死にたくなり、自分は存在していてはいけないという考えに取り付かれてうつ状態に陥っていました。
また、暴力的だった父親が、ご本人が胎内にいたときの母親を怒鳴りつけたり、暴力を振るっていたりするケースで、ご本人も、感情的になると、人に暴言を吐き、暴力を振るう傾向を持っていました。これは、「ベイランス」（他者の思考、行動パターンを自らのものとして取り込んだもの）のなかで、「勝者のベイランス」と呼ばれるものでした。
　胎児期は、大脳皮質が未発達ななかで、動物的な学習をします。争いごとを察知すると、どちらが勝者になったかという判定をします。そして、勝者の思考、感情、行動パターンを真似ることで自らも勝者になる、生存する可能性が高くなるという判定に基づいて、思考、感情、行動パターンを取り込むということが起こるようです。
　ベイランスには、他に、私が勝手に名づけたのですが「垂直ベイランス」というパターンもあります。それは、母親の感情、思考、行動パターンが、そのまま引き写されたものです。無論それがプラスに働く場合もあるのですが、人生の状況に合わなくなって問題を起こす場合もあります。例えば、母親が妊娠中に、貧しくて、極端な倹約家で、いつも「お金がない」「お金に困った」「もっと節約しなきゃ」と言っていた同じ思考パターンが子供に刷り込まれ、「経済的なゆとりができても、同じ思考パターンを続け、心にゆとりがもてない」といったことは、母親からの垂直ベイランスの典型的なパターンです。
　また、どういう仕組みによるものかはよく分からないのですが、胎児は親たちが、自分にどんな感情を持っているのか、何を期待しているのかを感じ取るようです。
親から男の子であることを期待されていたのに、実際には女の子であったというのは、ありがちなことですが、「私が女性であることは間違い」「私は女であることで両親をがっかりさせた」「私は男であるべきだった」などの思考パターンができてしまい、自分の女性性を受け入れられない理由になっていたりもします。
　そこからさらに派生して、「私は要らない子です」という思考パターンができる場合があります。もちろん、妊娠中に、妊娠を歓迎しない感情や会話に由来して同様な思考パターンが刷り込まれていたケースもあります。
　このように胎児期記憶に由来する思考パターンは、それを解釈する段階で脳が未発達であるために、全く論理的でなく、極端なものも多く、「どういうときに」「どういう条件のときに」「どういう理由で」などの制約条件が理解できず、「常に」「必ず」という解釈になり、時として非常に大きな影響を与えます。そのなかには、お金に関わること、仕事に関わること、男女の関係に関わること、人間関係に関わること、人生観に関わることなど様々で、無数のパターンがあります。
胎児期ヒーリングを行い、胎児期記憶に由来する思考パターンの書き換えを行うことは、時として目覚ましい変化をもたらすことがあります。

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スピリチュアルカウンセリング体験談

（前略）
　 １３才か１４才ぐらいからそうなったと思うのですが、ずっと、背中を丸めて、胸をはって歩けない、上をむいてあるけないという状態でした。たくさんボディーワークもしたし、セッションもしたし、何をしても効果なかったのですが、先日のスピリチュアルカウンセリング後、無意識に胸をはって（これで普通ですが）歩いている自分がいて、本当に驚きました。意識しているわけではないのに、自然とまっすぐたてるのです。この変化に少し腰の位置がおかしく感じられますが、いずれ落ち着いてくれるのではないかと思っています。
”生きているのか恥ずかしい”という想念が改善されたことや、女性として生きていいという許しをもらったことなどが、変化につながったように思います。
　 それと、胎児のときのことで、”動けない”ということを先生がリーディングされていましたが、先日、母子手帳をみてみたところ、そこに妊娠７か月から８か月あたりで、「絶対安静」と書かれており、母は本当に動けなかったようです。とにかく、先生のリーディングの的確さに、あらためて、感心いたしました。
　 そのリーディングの後ですが、今は思ったことを、素直に行動に移せるようになりました。以前は、本当に体が重くて、これをしようかなーと思っても行動できなかったのです。たとえば、歯を磨いて寝ようと思ってから、行動おこすのに、３０分以上かかったりして、小さなことから、大きなことまで、そんな感じでした。　 先生のスピリチュアルカウンセリングがすごくパワフルなのだと思います。女性性を受け入れるなど、ほんとにいやというほど、自分でワークをしてきているのです。それも、プロセスの一部だったと思っておりますが、今、楽になって、うれしいです。
（後略）

　少し解説します。スピリチュアルカウンセリングを通じて、明らかになったのは、この方が胎児期にかなりダメージを受けると共に、母親の「動けない」「体が動かせない」「何も出来ない」などの言葉が強制暗示として「エングラム」になっていたほか、「男の子が欲しい」「男の子だったらいい」などの言葉も「エングラム」になっていたのです。
　 胎児期リーディングを通じて、それらが明らかになり、胎児期ヒーリングと、浮遊記憶、およびエングラムを消去するヒーリングを行った結果、明らかな変化が起こりつつあるということです。

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子供が見違えるように。母子ヒーリングの事例

　あるとき、3歳の子供の言葉の発達が遅れているという相談を受けましたが、言葉の発達が遅れているだけでなく、おどおどして相手の目を見て話すことができなかったのです。
　私がリーディングをすると、その子は、胎児だったときに、父親から母親に対して繰り返し投げつけられた、「うるさい！！」「黙れ！！」という言葉が刷り込まれていました。それと共に、言葉に対して、人を傷つけるものというネガティブなイメージが思考パターンに入り込んでいました。実際に確認したところ、まさしくそういう言葉で、繰り返し父親は母親を罵っていたのでした。私は胎児期ヒーリングを行い、「黙っていなければならない」「私はうるさがられる」「言葉を使うと相手を怒らせる」という思考パターンと共に、言葉に対するネガティブなイメージを消去するヒーリングを行いました。
　さらに、言葉は愛情を伝えます、言葉は励まします、言葉は叡智を伝えます‥‥など、言葉がポジティブなすばらしい働きをするイメージを「ダウンロード」しました。 そのとき、その子の魂が、美しい光を放って喜ぶのが見えました。
　そして、1ヶ月もしない間に、その子は、急速に言葉を話すようになり、ボキャブラリーも増え、センテンスの長い言葉を理解し話すようになりました。親だけでなく、事情を知らない周囲の人々も「ずいぶん話をするようになりましたね」と驚いていたといいます。しかも、表情が豊かになり、相手の目を見て話せるようになったのです。

　この体験談は、とても意義深いものだったと思います。ごく幼少のうちに、胎児期ヒーリングを受けることで、ネガティブな要因が解消されて、健全な成長が促されることが示されました。
　胎児期の刷り込みも、成長すると、さらにいろいろな観念と結びついて、新たに思考パターンを作り出してしまうので、成長したあとでヒーリングする場合の方が労力も時間もかかるようになります。
　私は、ヒーリングに対するこのような幼児の劇的な反応を見て、子供に対する胎児期ヒーリングの重要性を認識しました。ごく幼少のときにヒーリングをすると、変化が早く、おそらく、その子の将来は大きく違ったものになると思います。もっと普及していけば、いじめも、自殺も、引きこもりも、犯罪も、うつ病も減少するのではないかと思っています。
　また、子供の頃は、特に母親のエネルギーフィールドとつながっているので、胎児期ヒーリングは、母親が妊娠中に受けたストレスやトラウマも同時並行的にヒーリングすることができますし、そうしたほうがよいのです。
　特に、父親や祖父母が怒りっぽく、怒鳴ったり、罵倒したり、暴力を振るう傾向があった場合、ネガティブなベイランスや浮遊記憶の刷り込みを受けている可能性が高いと思われます。幼児のうちにヒーリングを受けられることで、人生が大きく変わる場合もあると思っています。

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精神的トラウマの解消

　トラウマとは、ギリシャ語で本来は、「外傷」という意味ですが、現代的には、精神的外傷という意味で使われます。
　ひどいトラウマの場合には、しばしばPTSD（心的外傷後ストレス障害）が現れます。そのような障害が現れるほどではなくとも、人は、誰しも、多かれ少なかれトラウマを持っています。
生い立ちの過程で受けた、肉体的な、精神的な、性的な、様々な暴力、いじめ、両親の離婚、死別など、そして、失恋、リストラ、災害、事故など様々な要因でトラウマは生じます。
　トラウマは、これまでも、心理療法の様々なアプローチがなされてきたテーマです。私自身も、NLP（神経言語プログラミング）や現代催眠療法などを用いてきました。それでも、非常に時間がかかったり、うまく解決できなかったりするケースが多かったものです。
　以前は、トラウマとは、ネガティブな学習なので、学習しなおすことで解消できるという観点で解決を図っていましたが、リーディングとヒーリングの手法を用いることで、全く新しいアプローチが可能になりました。
　先に、胎児期ヒーリングの話題のなかで、浮遊記憶について説明しました。そして、浮遊記憶が刺激されるようなストレスを受けたとき、あるいは、特定の状況に遭遇したときに、浮遊記憶が思考パターン化するケースもあるようです。
　ですから、トラウマがきっかけになって、ネガティブな思考パターンが働くようになり、人格まで変わってしまう場合があります。
　実際のところ小さなトラウマまで見ていくと、誰しも多くのトラウマをもっていることが分かります。
シータヒーリングの公式スキルのなかには明記されていないのですが、胎児期ヒーリングの延長で、さらに生い立ち過程全体を、時間を追ってリーディングとヒーリングを並行して行うことができます。私はこれをタイムラインヒーリングと名づけ応用しました。
　 タイムラインヒーリングをしていくと、例えば教科書を読み間違えて笑われて恥ずかしい思いをしている場面や、信じていた友人に裏切られたと感じて傷ついている場面や、上級生にお前は生意気だと脅されている場面など、誰しも、いろいろな思いをしながら成長してきたことが分かります。そして、実にいろいろな形で思考パターンを作り出しながら生きてきたということも。
　トラウマへの対処は、その直接のきっかけとなった出来事だけでなく、胎児期までさかのぼってヒーリングを行い、その上で、直接の、その体験のなかで刻み込まれたネガティブな感情をヒーリングし、ネガティブに学習された思考パターンを書き換えることで解消していく場合がほとんどです。
　トラウマの解消は、従来は、本人がその体験を思い出し、追体験することで学習しなおし、解消していくという手法がほとんどでした。それは、本人に大きな苦痛を伴い、しかも確実でもありませんでした。
　トラウマの解消に関して、シータヒーリングのテクニックを応用した手法の画期的な点は、本人が、その体験を思い出したり、追体験したりしなくてもヒーリングができ、変化がスピーディーで成功率が高い点です。

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インナーチャイルド

　トラウマと深く関係しているのが、スピリチュアル系心理療法の世界でよく話題になる「インナーチャイルド」です。「インナーチャイルド」とは何でしょうか？　それはいわば、傷ついたまま成長を止めてしまっている心の一部です。これまでに述べてきた、浮遊記憶やトラウマとも密接に関係します。
　私が、クライアントさんをリーディングさせていただいたときに、父親に怒鳴られたり、ひっぱたかれたりして怯えている少年の姿や、薄暗い部屋にうずくまっていじけている少女の姿が見えたりしたことがあります。
　そういうケースでは、胎児期ヒーリングと同様な方法でヒーリングをして、インナーチャイルドに含まれる思考パターン、例えば「私は愛されない」「私は独りぼっち」「私は誰にも理解されない」「私は人の機嫌を損ねてはいけない」「常に言われたことに従わなければならない」「甘えてはいけない」などなどをキャンセルしていくことができます。
　こうしたヒーリングを通じて、インナーチャイルドと呼ばれる心の一部は、急速に成長し、統合されていきます。

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過去生（前世）ヒーリング

　問題の思考パターンがどこに由来するのか探しても、胎児期にも成長過程にも見つからない、けれども確かに強力な思考パターンが存在している、そういうケースが多々あります。過去世（前世）での強い思い込みを、思考パターンとして今生に持ち越しており、それが問題の原因になっているケースがあるのです。
　過去世リーディングやヒーリングというのも、シータヒーリングの公式スキルには明記されていないものですが、私は、胎児期ヒーリングの延長で、胎児期からさらに過去に遡って問題の過去世を探してリーディングをしています。
　私の場合はそういう方法ですが、人によってはオーラに刻まれた情報から読み取ったり、「アカシック・レコード」から読み取とったりする人もいるかもしれません。
　私の場合、過去世ヒーリングは、その過去世全体を胎児期ヒーリングと同様にヒーリングした上で、その過去世が終わって根源に還る過程を祝福し、浄化し、「その過去世は完全に完了した」というフィーリングを四つのレベルにダウンロードします。
　私の経験上、かなりのケースでは、過去世（前世）のヒーリングが、実際に問題の解決に大きな役割を果たしました。
　例えば、過去世（前世）で、聖職者だったときに、「禁欲の誓い」や「清貧の誓い」などを立てており、それを持ち越しているために、異性と関わってはいけない、結婚できない、財産を持ってはいけないなどの思考パターンを潜在意識に持っている場合にもよく出会います。
　高所恐怖症や閉所恐怖症、先端恐怖症などの恐怖症、極端な完全主義や、常に勢力を広げ続けなければならないという思い込み、腕（技術）だけが頼り、愛しても裏切られる、幸せになると妬まれる、自分は罰を与えられなければならない、みんなのために犠牲にならなければならない、などなど思考パターンを挙げればきりがないですが、成長過程での体験や胎児期記憶では説明がつかない強い思考パターンの多くが、過去世に由来していました。
　そして過去世のヒーリングと、思考パターンの書き換えヒーリングによって、実際に問題が解決したケースが多々あります。
　私は、すべての過去世（前世）を見ているわけではありません。今生に影響を与えており、リーディングやヒーリングを行う必要のある過去世（前世）だけです。
　ですから、ほとんどの人のほとんどの過去世は、平凡な人生だったと思われるのですが、過去世リーディングを行っているのは、今生に強い影響を与えている過去世（前世）なので、特殊な側面だけを見ているのだと思います。ですから内容もインパクトが強いものが多いのです。
　よく、巷の「スピリチュアルカウンセラー」の説明で、「過去世では、わがままなお姫様で何不自由ない暮らしをしていたから、今生では、貧乏を経験することになっている」とか、「過去世でこんな悪いことをしているから、そのカルマのために‥‥」とかいった説明を見聞きしますが、私の観察では、そういう因果関係は見られません。
　もし過去世で裕福だったことが、今生で貧乏であることに関係しているとしたら、過去世で裕福だったときに実は幸せでなかったかもしれません。例えば政略結婚をさせられて家の面子や家訓などにがんじがらめに縛られ、窮屈だったり、心の通じ合いがなく孤独だったり、相続争いで辛い思いをしていたかもしれません。そのために「裕福であることは窮屈なこと」とか「財産があると孤独になる」とか「財産や権力があると家族が争う」といった思考パターンを持っているかもしれません。
　また、過去世で「悪いこと」をしたことが、今生に影響を与えているとしたら、過去世でそのことを悔いて「私は罰を受けなければならない」という思考パターンを持ち越してしまったのかもしれません。
　思考パターンの問題であるならば、それをキャンセルして解放することができます。実際に、霊能者などに「カルマ」を解消しなければ人生がよくならない、そのためには‥‥というようなことを言われていた方でも改善しているケースは多々あります。
　そもそも「カルマ」＝業という言葉は、重苦しく語られることが多いですが、本来の意味は、ある行為と結果の因果関係という意味です。シータヒーリング的に言えば、ある思考パターンを持っているからそういう現実がある、だから思考パターンを変えれば現実は変えられる、これも因果関係です。
　ある過去世で身につけた能力や知識そのものは、持ち越すことはできません。例えば、過去世でフランスにいたからといって、勉強しない限りフランス語を理解し、話せるようにはなりません。
しかし、魂の性質は、ある程度は持ち越すようです。例えば、生まれつき探究心が強いとか、あるいは芸術的な向上心が強い、夢見ることのスケールの大きさなどの特性は、過去世から継承している場合が見られます。
　例えば、過去世のそういう感覚をさらに引き寄せて今生に生かすことも可能です。このように、例えば、過去世（前世）リーディングとヒーリングが人生に実際に役に立つ場合が多々あります。

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過去生（前世）リーディングの事例

　　58歳の主婦の方が、プロのレッスンを受けて、今年からライブハウスなどで歌う活動を始めました。
　10年くらい歌唱活動はしていましたが、ここ最近、ボサノヴァ音楽と深い縁ができ、特に、マイケル・フランクスの「アントニオの歌」とかかわりができて、その曲を歌うことになったのだそうです。
そこで、ご相談内容は、もっと魂に響く歌を歌いたい、その妨げになっているような心理的要因を解消したい、ということと、なぜ自分がその歌を歌うのか、その必然性を知って納得して歌いたいということでした。
　大概の人の潜在意識には、胎児期や幼児期に刷り込まれた、自分を表現することをセーブしたり、人と違う行動をとったりすることや目立つことをセーブするような思考パターンがたくさんあるものです。
　この方も例外ではなかったので、セッションでどんどんはずさせていただきました。その結果、声が楽に出るようになったそうです。
そして、その歌を歌う必然性に関連する情報を存在の根源に訊ねたところ、ブラジルでの過去世へといざなわれました。
　その過去世では、ポルトガルの侵略者たちが支配階級となり、現地インディオたちやアフリカから運んだ黒人たちを奴隷にしていた時代、この方はポルトガル人の主人と現地インディオの女性使用人の間にできた、今で言う「妾の子」でした。
ポルトガル語と現地インディオの言葉の両方が話せましたが、ポルトガル人でもなければ、インディオでもありませんでした。
　音楽の才能にも恵まれて、ポルトガルの歌もインディオの歌も歌えましたが、ポルトガル人とインディオたちが一緒に歌える歌はありませんでした。
ポルトガル人でもインディオでもない、その狭間で苦しみながら、悩み多き人生を送っていたようです。
　そして、ポルトガル人とか、インディオとか、黒人とか、そういう人種的な垣根を越えて一緒に歌ったり、ダンスを踊れたりする時代がくることを切望し夢見続けましたが、生きている間にそれが叶うことはなかったのです。
　そういうリーディング結果をお伝えしたら、この方は、涙されました。その後、ライブが終わった後にお礼の電話をいただきました。その歌を歌う必然性が、前世からの魂の由来だと確信が持てたことと、また、表現することにブレーキをかけるような思考パターンが解消されたことで、とても楽に声が出せるようになり「別人のようだった」と友人たちにも言っていただけたそうです。
その後ライブ活動も勢いに乗り、リピートの依頼をいただいているそうです。私は、ライブ会場に祝福の光が降ろされるように祈りましたが、今後も、この方のライブには、根源からの祝福の光が降り続けることでしょう。

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守護霊（守護天使）

　日本では、「守護霊」という言葉がよく使われますが、キリスト教圏では、守護天使＝ガーディアン・エンジェル（guardian angel）という概念があります。
　かつて人間（あるいは動物）だった魂が、存在の根源で浄化され、必要なプロセスを経て守護霊になったスピリットと、一度も肉体を持ったことがないスピリット（天使）が存在するようですが、ここでは、両方をあわせて守護霊と表現していきます。
　守護霊の存在を受け入れることに抵抗感を持っていた私が、少しずつ考え方を変えていったのは、すでに亡くなったご家族の方が守護霊になられているケースも少なくなく、守護霊の存在やメッセージが大いに励みになる場合もあったからです。
　また、シータヒーリングのテクニックでは、最適なスピリットさんに守護をお願いすることが可能ですが、その結果、本当に人生に急速な好ましい変化が起こったケースもありました。
　実際のところ、人生の主体はあくまでご本人ではありますが、純粋にご本人の力だけで生きている人というのは存在せず、様々な形で目に見えない存在からのサポートを受けているようです。
ですから、まずは本人が、自分の問題は自分の責任において取り組むことを前提に、自分の力だけでは及ばないことを、目に見えない存在に素直にお願いし、サポートしていただくという姿勢も大切なことだと分かってきました。
　守護霊は、誰でも最低四人はいるそうで、安全を守る、健康を守る、特定の職業をサポートする、恋愛や結婚をサポートする、家庭円満をサポートするなど役割分担があるようです。ただ守るだけではなく、今生の目的に沿って導き、必要な出会いを導いたり、時には試練を与えたりすることもあるようです。
　そして、ご本人の志や望み、思考パターンなどに応じて、血縁や過去世でのつながりなどに応じて守護が与えられるようです。守護霊は、固定的なものではなく、その都度、もっともふさわしい存在がサポートに当たるようです。ご本人の、志や目標、望み、仕事などが変わると交代も起こるようです。
　例えば、ずっとキャリア志向でバリバリ働いてきた女性の守護霊をリーディングさせていただいたら、それに必要とされる能力を生前に持ち合わせていた男性の守護霊ばかりだったというケースもありました。こういう状態では、仕事運はあっても、恋愛運や結婚運には恵まれないということもあるのです。
　私の経験上、恋愛や結婚をサポートする守護霊というのも存在はするのですが、私たち日本人のご先祖方は、ほとんど恋愛結婚という経験がありません。そのため、恋愛結婚を望む場合には、ご先祖様の守護霊だけでは、サポートができないケースも多いようです。
そういう場合には、今まで縁がなかった恋愛運や結婚運を向上させてくれる最適な守護霊のサポートをお願いすることも可能です。その結果、実際に相手が現れたり関係が進展したりした体験談もあり、なかには結婚に至ったという方もいます。
　先ほども述べたことですが、守護霊は、本人の志や望み、思考パターンに応じて働くものなので、まずは、本人の思考パターンをワークして、望みを明確化することが大切です。
これもこれまでの経験上の話ですが、大きな志や目標を持って人生に取り組まれている方には、それに見合った形でパワフルな存在が守護について下さるようです。ですが、これまで、守護霊のリーディングで歴史的に名を知られた方をお見かけしたのは、たった1回だけで、確率論的にもそんなものだと思います。
　歴史上有名な人物だったからといって、守護霊としてもパワフルだとは限らないと思いますし、生前に歴史的に無名であっても、立派な志を持って生き、スピリットとしてはパワフルな存在もたくさんいらっしゃると思います。
　また、何らかの治療やヒーリングを生業にする過程では、守護霊の導きがあったり、それをサポートするスピリットが新たに守護に加わるということが起こったりするようです。
　少なくとも私の個人セッションでは、守護霊が誰か、どんな存在かが主要な話題になることはありません。そういったことを気にするよりも、守護霊が誰であれ、自信が持てる自分になることが一番大切で、そのためのサポートをさせていただくことが大切だと考えます。
　守護をお願いするというのは、その上での補助的な要素と捉えています。しかし、私たちが目に見えない存在のサポートをいただいているということに思いを馳せて、感謝する気持ちは持ち続けたいものです。
　なお、いわゆる守護霊よりももっとパワフルで偉大な存在、個人に対しては常駐していませんが、助けを必要としてお願いしたときに大きな役割をサポートするようなスピリットも存在するようで、私は、その存在をとりあえず「グランドマスター」と呼んでいます。私の場合、この「グランドマスター」との関係は、ある過去世でのつながりに由来していたようです。
　次に述べますが、私自身は、大規模な「浄霊」を行うときなどに、「グランドマスター」と、この存在が率いるスピリットたちに力添えをしていただいています。

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浄霊

　浄霊は、スピリチュアルカウンセリングのご予約を取られてからお越しになるまでの間に、できるだけ１回は、遠隔でさせていただいています。「霊」とは何なのかについては、あとで「科学とスピリチュアル」の章で述べることにします。
　実は、私自身、「霊」の存在を受け入れるのには、非常に抵抗がありました。しかし、多くの経験と学習から、それを認識し、適切に扱うことが必要という認識に至りました。

　たとえば、個人や家の問題について、スピリチュアルカウンセリングで、すでに亡くなった方の存在が、影響を与えていることが分かり、浄霊によって実際に問題が解決したケースが多々ありました。また、それが主要な問題ではないにしても、副次的に役立つことが多くありました。
　スピリチュアルカウンセリングの過程で、住んでいる家とその周囲をリーディングするときに、合戦など様々な歴史的事件を見ることがあります。私には、事前には知識がなく、リーディングで見た内容が、本当に歴史的にあったことなのか、インターネットで調べた結果、かなりの精度で裏づけが取れ、その地域一体の大規模な浄霊を行うことになったケースも多々あります。

　仏教的世界観では、成仏した霊と、不成仏霊という区分けがありますが、ここで問題になるのは、いわゆる「不成仏霊」です。浮遊霊、不浄霊、ウェイワードとも言います。
　後でもう少し解説しますが、人間は、この３次元宇宙だけでなく、いくつかの次元にまたがって存在し、肉体が死ぬと、魂は肉体を離れ、浄化作用を受け、「存在の根源」と呼ばれる次元に返された後に、別な次元に純粋な魂の存在として存在するか、再び転生してくるという仕組みが実際にあるようです。
　そして、余りに突然の死、無念な思い、未練、執着、恨み、あるいは残された者への想いの強さなどのために、死を受け入れることができず、浄化作用を受けることなく浮遊霊になってしまう場合があります。
　それは、微弱なエネルギープラス情報、つまり波動として存在し、共鳴現象を通じて人間に作用する場合があります。そのため、ネガティブな意識と同調し、それを増幅させてしまったり、体調の不良を引き起こすことがあります。

　スピリチュアルカウンセリングでは、浮遊霊（不浄霊）を本人から引き離すだけでなく、生前の全てのネガティブな感情や思考パターンが浄化され、癒され、次に転生した際にトラウマを持ち越さないようにして「存在の根源」に還されるように心がけています。ですから、まさにヒーリングなのです。よく、「除霊」とか「お祓い」という表現もありますが、そういう表現だと、忌まわしいものをただ追い出すというような意味になってしまいます。人間の魂を扱うのですから、ヒーリングの観点で扱うのが適切だと思います。
　ところで、私は、１０数年来セラピーの仕事をしてきましたが、当日になって急に予約をキャンセルされてしまうことが後を絶ちませんでした。中には、本当に急に具合が悪くなるケースもありました。長らく私は、深い潜在意識で、治りたくない、変化したくないという抵抗が起こったものと捉えていました。

　しかし、霊の存在を受け入れ、スピリチュアルカウンセリングの予約を取られた方に事前に、遠隔で浄霊を行うようになってからは、当日の急なキャンセルというのはほとんど発生していないのです。
　そういうわけで、実は、私のスピリチュアルカウンセリングの予約をとられたり、あるいはお問い合わせの段階で個人の浄霊は、させて頂いています。
　セッションの中では、必要な場合には、遠隔でご家族、職場、家系、地域などの浄霊もさせていただいています。

　以前からの持論ですが、本来は、浮遊霊よりも、生きている人間のほうがはるかにパワーを持っているので、健康な人間がそういうものに支配されるものではない、また、本人に共鳴する素地がないならば、憑依されることはないので、憑依されるのも本人の問題であって、むやみに霊のせいにするべきではない、という基本スタンスは変わらずですが、その人のネガティブな側面を、共鳴によって増幅させるということはあるようです。

　 また、精神的に不安定な場合、うつ病、アルコール中毒、向精神薬など薬剤の使用、痴呆などの場合には、浮遊霊は、かなり影響を与えるようです。特に、うつ病などで、自殺するかどうかという瀬戸際では、浮遊霊が自殺させるように後押しする傾向があるようです。だから、自殺の名所というのは各地にあります。そういうわけで、今では、浄霊もスピリチュアルカウンセリングの中のひとつの重要な側面として捉えています。

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浄霊の事例と考察

　私は、もともと「霊」という言葉を使うのが嫌いで、ましてやネガティブなことを「霊」のせいにするような考え方も、「霊能者」も快く思ってはいませんでした。しかし、自らがスピリチュアルカウンセリングを行うようになり、決定的にその重要性を受け入れた出来事がありました。　ある、長いお付き合いのお客様がいました。その方のご主人様は１５年前に突然死されていたのです。

　 その日を境に、しあわせな結婚生活は一変してしまいました。大黒柱を失った彼女は、その当時４０代半ばでした。まだ、成人されていない二人のお子様と、彼のお母様のお世話をしなければならない大事な時期に突然、愛する夫を失った悲しみや不安ははかりしれません。
　 また、夫も愛する彼女と子供たち、そして、母親を置いて突然の発作で亡くなったのですから、ご自分の死を受け入れることができず、この世に未練が残っていましたので、成仏できていなかったらしいのです。

　 もちろん私は、御主人が成仏していなかったことは知りませんでした。義母の痴呆が進み、人格的にネガティブな変化が進んでいたので、もしかしたら、霊的な影響もあるのかもしれないと思い家全体の浄霊を含めたヒーリングをさせていただきました。
　 すると、家の浄霊を始めたとたん、重たいものが？あれっ、男の人が・・・
・・・その瞬間、御主人だと感じました。そして、すぐにヒーリングし根源の光の世界に帰させていただきました。

　 その話をそのお客様にしましたら「そうなのよ！　まだ行っていないと霊能者の方にも言われていたの、お寺様にでも言って相談しなければと思っていところでした」とのお返事でした。
　 それから１ヶ月後、そのお客様は、サロンに来店てくださり「最近、母がとても素直に穏やかになって、楽になりました。」と報告がありました。

　 実は、夫の霊自身は、そばにいるだけで悪さはしないのですが、浮遊霊は、ほかの浮遊霊がいるところに集まる性癖があり、夫以外の、本来関係ない浮遊霊たちがが集まり義母に憑依していたので、時々、人格がネガティブになり、暴言をはいたり、変な行動をとらせていたようなのです。
　 それが、その日を境にすっかりと異常な行動も無くなり、穏やかな平和な生活が戻ってきたとのことで感謝されたのでした。

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健康と若返り

　シータヒーリングを応用したスピリチュアルカウンセリングのすばらしい点は、肉体レベル、思考レベル、DNAレベル、魂レベル、歴史レベル（オーラの中に記録された）と、さまざまなレベルでのヒーリングを可能にする点です。
　若返りのDNAを活性化し、老化を促進するDNAをOFFにする、有害なミネラルのデトックスを促進するなどのヒーリングも可能です。

　スピリチュアルカウンセリングは、医学的な治療ではありませんし、病気治しを目的にするものでもありません。しかし、結果的に肉体レベルの治癒を促す点でも、時として目覚しい効果が得られる場合もあります。

　例えば、私（鈴木清和）のパートナーの母が、突然発作を起こして倒れ、右半身と言語機能に麻痺が起きたとき、職場で電話を受け、すぐさま遠隔リーディングとヒーリングを行いました。
　リーディングで、血栓が脳の血管を詰まらせ、広範な脳細胞に酸欠状態が広がっているのが見え、すべての光を血栓に集中して溶かし、酸欠状態で傷ついた脳細胞をヒーリングし、搬送先の病院全体の浄化ヒーリングを行い、守護を依頼しました。

　また、主治医が肥大した心臓を治療するのに、利尿剤を使いたいが、そうすると再び血栓が起こるリスクがあるということで治療方針を決めかねていると聞き、利尿剤と抗凝固剤が使われることは予測できましたから、それらの薬剤が最高最善に働くように働きかけるヒーリングも行いました。
　本来、半身不随になるようなケースでしたが、なんと翌日には、元気で普通に食事をされていたのです。そして程なく退院され、普通に生活を再開できたのです。

　別なケースでは、脳梗塞の発作を起こしてから時間がたち、植物人間状態になってしまっていたのですが、娘様のご依頼で、リーディングとヒーリングを行いました。
　そのときには、その方との魂とコミュニケーションもさせていただきました。当初、働けなくなってまで生きることを望まなかったようですが、マスター（指導霊）たちに、生きて、働けなくなっても大切にされるという体験をするように促されたそうでした。

　「申し訳ない」と「ありがとう」を伝えたがっていたのですが、その旨を娘様にお伝えするとともに、意識はあり、言葉は聴いているようなので、話しかけることをお勧めしました。娘様は、「ちゃんと伝わっているよ、そして『ありがとう』だけを受け取るね、ただいてくれるだけでありがとう」と伝えたそうです。その方は、だんだんに、目や首を動かせるようになり、ついにリハビリのために転院することになりました。その後も少しづつ機能を回復されているようです。
　スピリチュアル・リーディングやヒーリングは、医学的な診断や治療の代わりにはなりません。しかし、心や魂のレベルから治癒過程のお手伝いをすることができます。

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科学とスピリチュアル

　スピリチュアルカウンセリングを通じて、どうしてそんなことが可能なのか、原理的なことも簡単に説明しておきます。皆さんは、「意識」が実在することは、疑いもなく認識していると思います。にもかかわらず、「意識」そのものは、観測することができません。ですから、科学では、「意識」を定義していません。「命」「魂」も同様です。観測できないということがイコール存在しないのではありません。

　多くの覚醒者たちが、直感的認識によって、世界の本当の姿を捉えて述べたことには、多くの共通性が見られます。
　それは、この世界が多次元でできているということです。「シータヒーリング」の創始者のヴァイアナ・スタイバル氏の説明によると、私たちの肉体が存在するのは、第３階層、そして、霊や魂の世界として第４、第５階層が存在し、法則を司る第６階層が存在し、そして存在の根源、創造の源として第７階層が存在するとしています。そして、私たちの存在は、いくつもの次元にまたがっているというのです。

　つまり、私たちが五感を通じて認識したり、科学的観測が可能なのは、第３階層の宇宙であり、自然科学というのは、第３階層宇宙の法則を解き明かしたもの、ということです。
　第３階層宇宙の法則の中では、意識が直接に作用したり、直接伝播したり、時空を超えたりすることができなくとも、もっと上位の階層の中では可能ということです。
　とりわけ、「シータヒーリング」の体系では、存在の根源、創造の源と呼ばれる第７階層にアクセスし、創造者となることによって、ヒーリングを可能にしています。

　スピリチュアル・リーディングや、ヒーリングが、実際に起こっているということを示す証拠には、枚挙に暇がありません。従来の自然科学では、説明がつかないので無視されてきましたが、多次元の宇宙というモデルの中では説明ができるのです。

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遠隔、電話スピリチュアルカウンセリング＆ヒーリング

　この間、遠隔でのリーディングやヒーリングが、どの程度まで可能かというテストケースとして、ブログ読者を対象に協力をいただき、検証を重ねてきました。その結果、ご相談内容によりますが、チューニングさえうまく行けば、距離は関係なく、かなりの精度や効果が得られることが確認できました。そこで遠隔地の方向けのスピリチュアルカウンセリングも公式にスタートいたしました。

　 方法は、電話による方法（電話ピリチュアルカウンセリング＆ヒーリング）と、写真を送付していただき、リーディングやヒーリングとともに、Ａｓｔｒｅａという装置でも測定し、必要な波動情報を特殊な水に転写したもの（波動水）とレポートを後日送付する方法（波動測定＆遠隔リーディング＆ヒーリング・波動水付き）という二つの方法があります。

　また、スピリチュアルカウンセリングの時間の中で、ご相談内容により、ご家族、家、実家、職場、家系、地域などに対するヒーリングも行っています。ご本人様のご相談と併せてお受けできます。浄化ヒーリングと、「無条件の愛と光」を送るヒーリングは、対象となる方の了解がなくても行えますが、それ以外のヒーリングは、ご本人の了解が必要です。（乳幼児、本人が意識不明の場合は例外です）

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スピリチュアルグループセッション

　個々人に対するスピリチュアルカウンセリング＆ヒーリングのほかに、グループセッションをテーマ別にに開催しています。人生の可能性に制約を与えたり、問題の原因となるような思考パターンには、多くの方に共通性が高いものもあります。また、「存在の根源からのダウンロード」というタイプのヒーリングがあります。たとえば、同じ「愛」とか「受容」という言葉を使っても、みんながまったく同じ意味で使っているとは限りません。また、それがどういう風に感じられるものか、どういうときに感じるものかも同じとは限りません。人によっては、そういう感覚が欠如していたり、歪んでいる場合があります。そういう場合、存在の根源の定義に基づく感覚をダウンロードすることが有効です。
　特に、みんなに共通して重要な概念をダウンロードするヒーリングは、グループセッションの中で重要な位置を占めます。
　グループセッションには、お金、社会的成功、豊かさを得る事に関するテーマ、恋愛、パートナーシップ、結婚などに関するテーマ、能力や可能性、若返りと健康などに関するテーマなどがあります。
　個人セッションよりリーズナブルで、交流の機会にもなるので、個人セッションとグループセッションを組み合わせてご利用になるとよいと思います。
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お受けできないご相談内容

　スピリチュアルカウンセリングは、非常に幅広い問題のご相談を承っていますが、私が、ご相談をお受けできないテーマもあります。いくつかの例を挙げておきます。

�@他人を本人の意思によらず変えたいというご相談

　ありがちですが、自分の夫、あるいは妻の、親の、子供の、上司の性格を変えて欲しいというようなご相談はお受けできません。ご本人の意思に基づいてサポートする場合にのみ、思考パターンの書き換えヒーリングは有効です。ただし、浄霊は可能です。
　人間関係の問題は、一方的にどちらかに問題があるというのではなく、双方につながっている場合がほとんどです。ですから、ご本人様が変わることで、相手も変わる場合が多いものです。
　こういう人間関係の問題を抱えているが、私自身の課題は何か？　という問題の立て方でご相談をお受けし、サポートさせていただくことは可能です。

　また、ご家族の場合、ほかの家族がスピリチュアルカウンセリングを受けて変わることで、直接スピリチュアルカウンセリングを受けていない家族にもよい変化が起こる場合が多いものです。また、家系的な浄化ヒーリングも間接的に作用します。ですから、問題のご家族がスピリチュアルカウンセリングを受ける意思がない場合には、スピリチュアルカウンセリングを受ける意思のある家族の誰かが、まずご自身の問題でスピリチュアルカウンセリングをお受けになることをお勧めします。

�Aお守りやエネルギーグッズなどの鑑定

　一般的に、いいものかどうかという鑑定や商業目的のご相談はいたしませんが、そのときのあなたに合致しているかどうかは診ることができます。ただ、専らのご相談内容が、その種のことに終始するというのは私のスピリチュアルカウンセリングの趣旨に沿うものではありません。
　 段階に応じて、そういうものが手助けになるケースはありますが、お守りやグッズに依存しなくても自信が持てて安心できる自分になることが一番大切なことだと思います。
　 本来は、何よりもパワフルで、何よりも輝きを放つのは、お守りやグッズよりも、あなた自身の意識だからです。スピリチュアルカウンセリングでは、あなた自身が輝けるようにサポートさせていただきます。

�Bギャンブルや投資に関わるご相談

　スピリチュアルカウンセリングで、マイナスの思考パターンを変更することで、ご本人様が努力することを前提に、金運などが向上するお手伝いはできますが、偶発的にギャンブルや投資、宝くじに当たるなどの意味での金運の向上はサポートできません。ただ、金運がない、悪いなどの思い込みはキャンセルできます。投資がうまくできない原因になるような思考パターンがある場合には、それもキャンセルできます。ご自身が変ることを前提とせずに、ただ金運をよくして欲しいというような要望にはお答えしかねます。

�C自分で決めるべきことに関わるご相談

　スピリチュアルカウンセリングは、占いとは違います。引越しや転職をするべきかどうか、手術を受けるべきかどうか、結婚してよいかどうか、方角や時期はどれがよいか、などに対してして直接お答えはいたしません。「存在の根源」によると、人間一人一人が、創造主の分身なのだから、本人に自分で決め、結果に責任を負うという姿勢があってこそ、サポートは有効に働くとの事です。　 また、魂のレベルから言えば、どっちを選択するのが正解ということもないようです。どちらにしても学びと成長の機会があるという意味があるからなのです。
　 ただ、決断を妨げるような思考パターンを書き換えるなどの方法で、自分で納得の逝く結論が出せるようにサポートはさせていただくことはできます。

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スピリチュアルカウンセラーのポリシーとスタンス

　スピリチュアルカウンセラーに、統一された基準があるわけでもないので、スピリチュアルカウンセリングの世界は、実に玉石混合、多種多様です。
　その中で、いったい誰を信用していいか分からないと多くの方が思われるでしょう。私の見解を押し付けるつもりは毛頭ありませんが、よく話題になるようないくつかの問題について見解を述べておきたいと思いますが、ご自分で判断されてください。

　まず、お墓や埋葬に関する問題です。よく墓相が悪いと家族が不幸になるとか、墓守がいなくなるのでご先祖様が祟っているとかいう話を耳にします。
　しかし、そもそも日本では、一般庶民がお墓を立てるようになってから１００年程度しか経っていないのす。では、それ以前に亡くなられた方々のほとんどはお墓さえないわけですが、みんな祟っているのでしょうか？
　私が受ける印象では、浄化された霊は、お墓やお骨といったものに執着しないし、宗教宗派といった区別もないようです。ご先祖様の霊が、わざわざ子孫を苦しめるようなことをするとも思えません。

　ただ、不浄霊（浮遊霊）の場合には、ネガティブな影響を及ぼす場合があるようです。もともとかかわりのある霊自体は、ネガティブな影響を与えなくとも、１体でも不浄霊（浮遊霊）が存在すると、本来関係のないほかの不浄霊（浮遊霊）も集まってくる傾向があり、結果的にはネガティブな影響を与えることがあるようです。　
　そういう場合には、不浄霊（浮遊霊）を浄化ヒーリング（浄霊）して、存在の根源にお送りするのが本筋だと思います。実際に、それで問題が解決したり、情況が好転したりしたケースは多々あります。

　また、過去生（前世）が、歴史的に有名な人だと言われたり、歴史的に有名な方が守護霊についているなどと頻繁に語る「スピリチュアル・カウンセラー」もいるようです。また、そういうことを言われることで満足感を得ている相談者も少なくないようです。
　全部嘘ではないにしても、確率論的には、信憑性に乏しいといわざるを得ません。自己満足を売るビジネスになってしまっているのではないかという印象を受けます。
　また、「スピリチュアルカウンセラー」や「霊能者」に相談したところ、押し付け、決め付け、脅しまがいの言葉で傷ついたり、困惑したりしたというケースも耳にします。どんな能力を持っているにしても、デリケートな人間の心を扱うのですし、また「特別な力」によるリーディングだからといって常に適切とは限りません。スピリチュアルカウンセラーには、常に謙虚さや慎重さが必要です。
　また、スピリチュアルカウンセラーや「霊能者」に依存し、また依存させてしまうケースも少なくないと思いますが、本当のスピリチュアルカウンセリングは、自分の力を信じて生きることができるようにサポートすることだと思います。

　また、人間の心や健康を扱う科学的知識も必要だと思います。私が相談を受けたある方は、「霊能者」から、「霊障を受けており、お祓いが必要だ」といわれていましたが、私の見立てでは、潜在的な鉄欠乏と低血糖が問題だと分かりました。そこで、食事の改善とサプリメントの補給を提案させていただき、それで改善しました。
　同様なケースの別な方は、父親から受けた幼少期トラウマが原因と見立てスピリチュアルカウンセリングを行ったところ劇的に改善しました。

　このようにスピリチュアルカウンセラーも、　また、人の心や健康を扱う以上、セラピストとしての幅広い視点が必要だと思います。
　そして、スピリチュアルカウンセリングの本当の目的は、ご本人様自身が、スピリチュアルなすばらしい存在であり、自分の意思で人生を創り上げてゆく力を持った存在として、自分を尊重できるように導くことだと私は思います。


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