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コントロールドラマを抜け出す方法

 あなたは、ネガティブになった時どんな「コントロールドラマ」を使っているでしょうか? またどんな「コントロールドラマ」に巻き込まれやすいでしょうか?

 先般の記事で、「コントロールドラマ」について触れた延長でもう少し深めてみました。その結果、自分がついしてしまう、あるいはまきもまれやすいコントロールドラマに気づき、それから抜け出すことで、人間関係の多くの苦しみから解放されることが分かりました。

 「コントロールドラマ」というのは、あくまで小説「聖なる予言」(ジェームス・レッドフィールド著)のなかで取り上げられる概念であって、心理学で認められたものではありません。しかし、おおむね真実であり、これから抜け出すことの重要性もその通りです。

 

生い立ち過程で経験したコントロールドラマの影響

 私は、「コントロールドラマ」は、生い立ち過程で、親子間、兄弟間、夫婦間でも繰り広げられるのを体験してきています。そしてよく分析してみると「聖なる予言」で取り上げられたのより多彩なパターンがあります。そして、それと「早期不適応的スキーマ」が関連していることも分かりました。親が子供に行うコントロールドラマとスキーマの関係をまとめてみます。

 

「脅迫者」とは、強権をふるい力で従わせるパターンです。時には怒鳴ったり、暴力を振るったりすることもあります。親が子供にこのコントロールドラマを行う場合、子供の側にできるスキーマは、「不信/虐待スキーマ」「罰スキーマ」です。この両者は似た面もありますが、後者は誤りを犯したり、失敗したり、期待はずれだったりしたことに対する罰という大義名分があります。

 子供は、多くの場合、震え上がって縮こまり、しゅんと落ち込み「かわいそうな被害者」になるでしょう。嵐が通り過ぎるまで、多くの場合それが一番安全だったからです。

「尋問者」とは、欠点や誤りや不十分な点を見つけては、叱責するパターンです。問いつめる場合もあります。親が子供にこのコントロールドラマを行う場合、子供の側にできるスキーマは、「欠陥/恥スキーマ」「失敗スキーマ」「不信/虐待スキーマ」が考えられます。

 多くの場合、子供は自信ややる気を失い、自分を卑下しつつ、親に服従することになるでしょう。自発性を持たなくなる可能性もあります。

「被害者」とは、自分を被害者に仕立てることで相手に罪悪感を受け付けてコントロールすることです。親が子供の被害者というのは変な感じがしますが、このようなパターンを用いる親も珍しくないことが分かりました。

「お前がいなかったらお父さんとは別れていたのに」「私はお前のせいで苦労させられる」「私はお前にはいつも失望させられる」「私はいつもお前に恥をかかされる」「お前は本当にわがままで私を困らせる」「お前は気が利かないからイライラさせられる」「苦労して働いてもみんなお前が食いつぶしてしまう」

 フレーズを上げればキリがありません。実際に調べてみると、多くの人の潜在意識に「自分は加害者である」というような内容の思考パターンが見つかったのは、私も驚きました。すると、加害恐怖といって、わたしは誰かに対して加害者になっていないか、なるのではないかという恐怖感を持つようになります。その過剰補償の結果、我慢し自ら犠牲になることを選択するようになります。

 実は、「脅迫者」にはもう一つの異なるパターンがあります。それは、「従わないなら食事は抜きだ」とか「そんな子はうちの子じゃない」とか「もう勝手にしなさい」など暗にもう世話をしない、養育を放棄するといったことを匂わすというようなパターンです。あるいは、怒りだすと自分の世界に引きこもって関係を閉ざすといったパターンもあります。

 このようなパターンは、子供に「見捨てられる」などの信念をコアとした「見捨てられ/不安定スキーマ」を形成する場合があります。

 すると見捨てられるのが怖いので、親の機嫌を取り、親の期待に応えようとすることになります。

そして、その子供が大人になった時、それらのコントロールドラマを自覚なくくり返していることが多いのです。親が自分に対して行ったコントロールドラマのパターンを人に対して行っている場合があります。親が自分に対して行ったのと似たパターンに対して、子供の反応に似たような反応をする場合があります。

 

コントロールドラマに固執する訳

 多くの事例で意外に強力だったのは、親が子供に「被害者」のコントロールドラマをくり返した結果、「私は加害者」という信念が形成された人の場合です。

自分を被害者、相手を加害者に仕立て上げながら何かを要求するコントロールドラマを仕掛けられると、相手のために何かをして上げなければならない気になって巻き込まれてしまうのです。

また、そうなりそうなので、そういうタイプを嫌悪して遠ざけようとする場合もあります。このコントロールドラマを用いる人は、例えば、「あなたのせいで私は苦しんだ」「あなたのことばがこんなに私を傷つけた」といった言い方をします。

 また、多くの人の潜在意識は、自分が被害者の立場でいた方が得である、有利であるといった判定をしていることも分かりました。主な理由は4つほどあって

①・攻撃や批判をされなくて済む

②・人のせいにすることで自分の責任を回避できる

③・同情を得ることができる

④・相手に対して「請求権」を持つことができる

 ④は、「えっ」と思うかもしれませんが、実際に潜在意識のテストを行うと、本当にこのままのフレーズでYESの反応を返してくる場合が多いのです。この「請求権」というのは、客観的な妥当性がない場合が多いものです。ですから私はこのような「請求権」を「架空請求」とも呼びます。

 人は、不毛なコントロールドラマのために無駄な時間とエネルギーを費やしがちです。その分、新に自分が望む人生にフォーカスし、願望を実現するエネルギーや時間を損失しています。

コントロールドラマから抜け出すためには、まずコントロールドラマを自分が作り出しているか、巻き込まれていることに気がつくことが第一歩です。

 そうなってしまうからくりに気がついて、そのから抜け出せば、もっともっと多くのエネルギーと時間を人生のより価値のあることに振り向けて行くことができるのです。

とりわけ、本人自身にとって最も有害なのは、被害者意識に浸り、人に「被害者」のコントロールドラマを仕掛け続けることです。その方法で利益が得られるような気がするのは、完全な錯覚です。

相手に自分のために何かをさせようと固執することは、多くの場合は不毛です。自分の責任でできることにエネルギーを振り向けるようにするだけで人生は好転して行きます。

 

被害者ー加害者のマインド・セット・ワークの実際

「マインド・セット」というのは、個別の信念ではなくて、それらが合わさって、ある思考の枠組みを形作ったものです。

実際に多くのクライアントさんの潜在意識をテストした結果、例えば次のような信念が潜んでいました。

「私は父の被害者だ」「私は母の被害者だ」「私はきょうだいの被害者だ」

「私は父に対して加害者だ」「私は母に対して加害者だ」
「私はきょうだいに対して加害者だ」

「私は父に悪者にされる」「私は母に悪者にされる」
「私はきょうだいに悪者にされる」

こうしたもののいずれかがあると

「私は常に誰かの被害者だ」「私は常に誰かに対して加害者だ」
「私は常に誰かから悪者にされる」

これらのいずれか、または全部がテストに対してYESの反応となります。

さらに、そうであると

「私は加害者になったり悪者にされるより犠牲者、被害者でいた方が安全です」

「私は誰かの被害者、犠牲者であることで愛される、同情がもらえる」

「私は被害者であることにより、相手に請求権を持つことができる」

こうした信念が派生して存在し、すると無意識のうちに自分が被害者、犠牲者であるように自分の人生を誘導してしまいます。あるいは、自分は被害者、犠牲者であるというものの見方、考え方に固執します。

こうした信念体系を解消することが、人生の好転の景気になったというケースがたくさん見られたのです。

こんな知識を学んで心の問題をサポートできる人になりたい方は、こちらのページをごらんください。⇒https://hbi-salon.com/seminar/

私は、潜在意識に存在する「隠された信念」をインナーチャイルド、インナーベビーという概念で表して、誰でもそれを簡単に自己分析できるようにしました。そして、自分でそれに向き合って変更する方法を含めて1冊の本にまとめました。LibertyWings®プログラムの最も根幹をなす考え方はこの本にまとまっています。

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