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一霊四魂で見る魂の性質/魂を抑圧から解放する

2014/03/15

持って生まれた性格というのはあるか?

 アメリカのゴールドバーグ博士は、人間の用いる様々な概念と、実地調査のデータをスーパーコンピューターに分析させ、5つの因子のバランスによって人間の性格が決められるとする5因子論を唱えました。

 現在においての人の性格というのは、認知の問題なのかもっと本質的な問題なのかという議論には決着はついていません。

 私自身は、認知モデルと魂の欲求という両面から捉えています。実は、現代においてスーパーコンピューターを用いて作られた5因子論に先立つこと数千年来、日本では、よく似たモデルを語り伝えているのです。それは、古神道では、「一霊四魂」と呼ばれています。古神道用語なので、古めかしい感じはしますが、内容は現実によく符合したもので、現代のカウンセリングにも応用されているのです。
<Wikipediaより引用>

「一霊四魂」という新しい概念は、幕末から明治の国学者・本田親徳(ほんだ ちかあつ)によって成立した。 「一霊四魂」という概念は本田以前には一切文献にはなく、本田独自の霊魂観であるが、これには西洋のスピリチュアリズムの影響が伺える。[要出典] また、本田の弟子の長沢雄楯(ながさわ かつたて)の弟子であった出口王仁三郎は、人間の霊魂だけではなく森羅万象がこの一霊四魂から成り立っていると説いている。

 

「一霊四魂」とは何か

 まずは、一般的な解説を紹介します。古神道では、古くから、人間の心は、天と繋がる一霊「直霊」(なおひ)と4つの魂から成り立つという考え方があり、一霊四魂(いちれいしこん)と呼ばれてきました。
 「一霊四魂」とは、人間の心は四つの魂から成り立ち、それらを一つの「霊」が コントロールしていると考える一つのモデルです。それぞれの魂には、荒魂(あらみた1,4-250ま)、和魂(にぎみたま)、幸魂(さちみたま)、奇魂(くしみたま)と いう名前がついており、それらを統括するのが一つの霊で、直霊(なおひ)と呼ばれています。これが、古神道が説く人間の一霊四魂という「心の構造」です。

このモデルによると、荒魂には勇、和魂には親、幸魂には愛、奇魂には智という それぞれの魂の機能があり、それらを、直霊(なおひ)がコントロールしています。簡単に言えば、勇は、前に進む力、親は、人と親しく交わる力、愛は、人を 愛し育てる力、智は、物事を観察し分析し、悟る力です。これら4つの働きを、直霊(なおひ)がフィードバックし、良心のような働きをします。つまり、この直霊(なおひ)は、 「省みる」という機能を持っています。

勇 -荒魂(あらみたま)

「勇」は荒魂の機能であり、前に進む力です。勇猛に前に進むだけではなく、耐え忍びコツコツとやっていく力でもあります。その機能は、「勇」という一字で表わされる。行動力があり、外向性の強い人は荒魂が強いといえます。

親 -和魂(にぎみたま)

2つめの魂の機能は和魂であり、親しみ交わるという力です。その機能は、一字で表現すれば「親」です。平和や調和を望み親和力の強い人は和魂が強いといえます。

愛 -幸魂(さちみたま)(さきみたまとも呼ばれる)

3つめの魂は幸魂であり、その機能は人を愛し育てる力です。これは、「愛」という一字で表されます。思いやりや感情を大切にし、相互理解を計ろうとする人は幸魂が強い人といえます。

智 -奇魂(くしみたま)

4つめは奇魂であり、この機能は観察力、分析力、理解力などから構成される知性です。真理を求めて探究する人は、奇魂が強いといえます。

 

「一霊四魂」の現代的解釈

 このような四魂の特性は、単にこういう特性であると言う具合に定義したり、分類したりする事が目的ではなく、それぞれの側面が成長する事ができると言う事、魂を成長させることが人生の目的であるという見方が、一霊四魂の人間観の特徴をなしています。
 しかし実際には、魂が4つあるというよりも、魂に4つの側面があると考えられるので、四魂と言う代わりに魂の4つの要素として、話を進めてゆきます。

 私たちの意欲や動機は、頭で考えて作り出しているものではなく、思考以前の、もっと深いところからから湧き上がる欲求に基づいています。
 そして、その「もっと深いところ」を魂として話を進めます。そして人によって、魂のどの要素が強く働いているのかという特性の違いがあります。
 この、魂の特性の違いが、人間同士の相性やコミュニケーションギャップに深く関って います。また、その人が抱える問題が、どの要素と特に深く関っているのか、その人に制約を与えている思考パターンがどの要素に属しているのかという観点か ら整理し、サポートするのに役立てることが出来ます。

 

荒魂(あらみたま)=勇の要素

 達成する事、実現する事、イニシアティブをとる事、リードする事、欲しい物を手に入れること、そのために行動する事にときめきや喜びを感じます。
人の話を聞くときに出来るかどうか、自分が起こそうとしている行動の役に立つかどうかを意識して訊く傾向があります。
できないこと、やりそこなうことで悔しい、邪魔されたり、足を引っ張られたりすると、怒りや苛立ちを感じます。コミュニケーションの目的は、目標や行動を一致させる事です。

関係するポジティブな概念

達成する 挑戦する 勝つ 粘る 成功する 手に入れる 手が届く やり遂げる 完成させる チャンスを掴む 具現化する

関係するネガティブな概念

挫折する 失敗する あきらめる 不可能 無理 無力 邪魔される 阻止される 足を引っ張られる 負ける

 

和魂(にぎみたま)=親の要素

平和、調和、仲間、秩序があり、自分の居場所があり役割があることで心の安らぎが得られます。
人の話を聞くときに、自分に関係があるかどうか、自分の役割は何か、みんなの役に立つかどうかを意識する傾向があります。
場が乱される、仲間内で争いごとが起こる、自分の居場所がなくなる、自分が役に立っていないと苦痛を感じます。
コミュニケーションの目的は、調和や仲間意識を保つ事、みんなの言い分を尊重して和を保つことです。

関係するポジティブな概念

調和 平和 秩序 仲間 公平 貢献する 役割 居場所 チームワーク 必要とされる 人脈 誠実さ

関係するネガティブな思考パターン例

疎外される 仲間はずれにされる 孤立する 居場所がない 役に立てない 必要とされない 争いが起こる 場が乱れる

 

幸魂(さちみたま)=愛の要素

愛し、愛され絆を求める、思いやり、優しさ、温かい心を通じ合うこと、感情を分かち合う、癒す、助ける、育むことが喜びです。
人の話を聞くときに何をしてあげられるか、好きか嫌いかを意識する傾向があります。嫌われた、冷たくされた、拒絶された、無視された、気持ちを分かってもらえないと傷つきます。
コミュニケーションの目的は、気持ちをわかりあうこと、感情を共有することです。

関係するポジティブな概念

愛 絆 思いやり 優しさ 慈しむ 分かり合える 愛される 愛する 大切にする 大切にされる 包容力 育てる

関係するネガティブな概念

拒絶される 裏切られる 嫌われる 無理解 愛されない 見捨てられる 無視される ないがしろにされる 冷酷に扱われる

 

奇魂(くしみたま)=智の要素

 新しい事を知る事、洞察力を働かせる事、知恵を働かせて問題を解決する事、自分の能力を高める事、美しいものに触れる事、あるいは美しいものを作り出すことに喜びを感じます。
人の話を聞くときに理屈に合っているかどうか、正しいかどうか、理解できるかどうか、美しいかどうかを意識する傾向があります。
自分に能力がないと感じたとき、解決方法が分からないとき、理不尽な状況に置かれたとき、見下されたり、自分の考えや創作物がけなされたりすると苦痛を感じます。
コミュニケーションの目的は、価値のある情報を与え合う、認識を共有することです。

関係するポジティブな概念

探求 洞察 有能 真理 美しい センスがよい 能力が認められる 才能が認められる 才能を磨く

関係するネガティブな概念

否定される 愚か 頭が悪い センスが悪い 劣っている 恥をかく 恥ずかしい 無価値 醜い 才能がない 能力がない 能力が認められない 間違っている

 

人間関係に関る魂の要素

 先に説明しましたように、魂のどの要素が強いかという特性の違いが、価値観、コミュニケーションの目的、相手に何を求めるかの違いとなって現れてくるので、様々なギャップを生み出します。
もちろん、人間は誰でも4つの要素のすべてを持っているので、どの要素からコミュニケーションをとろうとしているのかをつかめば、理解しあうことが可能です。

 「愛の要素」が強い人は、より深い絆を求め、気持ちを分かり合いたがり、世話好きで、感情を重視する傾向があります。コミュニケーションの目的は、気持ちを分かりあい、共有することにあるので、特に用事がなくても話をしたがり、話が長くなる傾向があります。
このタイプから見ると、「智の要素」が強い人は、理屈っぽく冷淡に見え、「親の要素」が強い人は、一見親切だがそっけないと感じられ、「勇の要素」が強い人は、時として思いやりがないと感じられることがあります。
このタイプは、他のタイプから、感情的過ぎる、好き嫌いが激しい、おせっかいと感じられてしまうこともあります。

 「親の要素」が強い人は、仲間意識、公平さ、ルールを大切にし、根回しがうまく、調和を大切にします。コミュニケーションの目的は、調和を保つことです。ですから、個人としての意見を述べることが苦手な傾向があります。しかし、あるグループ内で意見や立場の対立が起こると、みんなが納得できる案を考えたり、調整することが得意な傾向があります。

 このタイプから見ると「愛の要素」が強い人は、好き嫌いが激しすぎると感じられ、「智の要素」が強い人は、独りよがりに感じられ、「勇の要素」の強い人は、強引に感じられるかもしれません。
このタイプは、他のタイプから自分の考えがない、主体性に乏しい、状況に流されやすいと感じられてしまうこともあります。

 「智の要素」が強い人は、正しさ、理屈に合っていること、有能であること、自分の美意識に適うことを大切にします。コミュニケーションの目的は、価値のある情報を集めること、必要な情報を得ることです。ですから、Eメールなどで必要なことだけを伝える傾向があります。問題の解決方法を独自のアイデアで探そうとする傾向もあります。

 このタイプから見ると「愛の要素」が強い人は、感情的過ぎて理屈が通じないと感じられ、「親の要素」が強い人は、自分の考えがないと感じられ、「勇の要素」が強い人は、深く考えずに行動してしまうと感じられるかもしれません。
このタイプは、他のタイプから見ると、理屈っぽくて冷淡、理屈ばかりで行動しない、自分のことは棚に上げて批評ばかりしている、言葉が鋭いと感じられてしまうかもしれません。

「勇の要素」が強い人は、達成すること、チャレンジすることを、行動することを大切にし、成果にこだわる傾向があります。コミュニケーションの目的は、目標を一致させるか、自分の目的を果たすためです。発案し、賛同を募るのが得意です。

 このタイプから見ると、「愛の要素」が強い人は、情に流されやす過ぎると感じられ、「智の要素」が強いタイプは、理屈ばかりで行動しない、あるいはいちいち計画にけちをつけると感じられ、「親のタイプ」は、自分の考えや意思がないと感じられるかもしれません。
そして、このタイプは他のタイプから、強引、深く考えずに行動する、和を乱すと感じられてしまうかもしれません。

 例えば、ある会議の状況を想定します。「勇」のタイプが、ある大胆なプランを提案します。それに対して、「智」のタイプが「しかし・・」と意見を述べます。「勇」のタイプは、一致を求めるのに対して、「智」のタイプは、完全さを求めて、問題点や不備な点、理屈に合わない点をチェックするのが得意だからです。「勇」のタイプは、やって見なければ分からないと考える傾向がありますし、一致を求めたことに対して「智」のタイプの意見は、ケチをつけられた、邪魔されたと感じられてしまう場合があります。

 そして、「親」のタイプは、みんなの意見を尊重しようという傾向があるので、「勇」のタイプが言う意見にも、「智」のタイプが言う言う意見にもうなずいて話を聞きます。それを見て「勇」のタイプは、いったいどっちの立場なんだ!!とイラつくことにもなります。
そして、意見の対立が起こると「親」のタイプは、どうやって仲裁するか、双方の立場をどうやって調整するかと考え、「お互いの意見は別に矛盾はしていない。どっちも尊重すべき」という趣旨の発言をするか、折衷案を考えます。

その間、「愛」のタイプは、どの意見が正しいかというよりも、誰の意見の言い方が、相手に思いやりがあるか、逆にないか、人間的にどっちについてゆきたいかという聞き方をしているかもしれません。

実際問題としては、「勇」の行動力、「智」の分析力、「親」のチームワークを作る力、「愛」の面倒見のよさなどが組み合わさった時にチームは最強になるのです。

 

魂の抑圧はどのように起こるのか?

 このように魂の性質と言うのはどれがいいとか、悪いとか、優っているとか、劣っているとかいうことはなく、どれも重要な特性です。その性質も発達させて洗練させれば素晴らしいのです。にもかかわらず、多くの人が少なからず、これらのいずれかの性質を抑圧しながら生きています。すると、意欲がわかない、喜びが湧かない、いつもモヤモヤし、不完全燃焼な感じ、本当の自分を生きていない感じを慢性的に抱きます。また、ありのままの自分では受け入れられない感じ、自分のどこかを隠していなければならない感じなどをいだきます。このような状態を私は、「魂の抑圧」と読んでいます。

  四魂のどの性質も、幼い時には、萌芽として未熟な形で現れます。その時に、養育者などに、それを好ましくない性質として扱われることで、抑圧が生じます。

 荒魂は、最初は、やんちゃ、おてんば、わがまま、イタズラ好き、喧嘩好きなどの性質として現れてきます。また、いろいろなものを欲しがり、欲しいとなると手に入れるまで粘り、手に入るとそれにすぐ飽きて、今度は別な新しいものを欲しがります。さらに禁止されていることに限ってやりたがります。これらは、チャレンジし、冒険し、新しい体験をつくりだしたがる性質の未熟な表れなのですが、怒られる原因をつくる度合いは、文句なくナンバーワンです。順調に成長すれば、リーダーシップを取り、新しいことにチャレンジし、大きな事業などを成功させる性質なのですが、幼少期に抑圧される可能性も大きいものです。特に女性の場合、この性質が抑圧される傾向があります。

 幸魂は、最初は、甘えたがる、養育者にべったりくっつく、話をたくさん聞いて欲しがるなどの性質として現れてきます。それを養育者が面倒臭がったり、養育者が忙しくて構ってあげられなかったり、人に預けられたりすることが多かったりすると、抑圧するようになる傾向があります。

 和魂は、争いや対立を避ける性質なので、養育者に素直に従う傾向があるので、余り抑圧されない傾向があります。けれども、例えば、友だちを作って、友達を家に連れてくるのを養育者が嫌がったなどの理由で、抑圧するようになる可能性はあります。

 奇魂は、最初は、一人遊びをし、本を読んだり、自分なりに絵を書いたり、コーディネートしたり、観察したりする性質として現れてきます。なぜ、どうしてと問を多く発する傾向があります。なぜそうしなければならないかをきちんと説明されて納得すれば、それに従うことはできますが、「いいからやれ」というような対応をされると、「どうして」と問いを発したり、反抗的な態度をとったりすることがあります。また、観察魔という面があり、人の矛盾点などに気がついて、指摘する事があります。そういうところを、生意気などと思われた結果、抑圧することがあります。

 特に、元々が強く持ちあわせてきた魂の性質を好ましくないものであるかのように扱われた結果、それらを抑圧する思考パターンが形成された場合、その影響は、非常に大きいものがあります。
欠陥/恥スキーマの解消を図っても、自己肯定感が改善しないような場合、魂の抑圧がないか疑う必要があります。

 もちろん、これは解決できる問題です。魂を抑圧する思考パターンを特定し、魂の性質を受け入れ、発揮し、成長するという感覚・感情に置き換えればよいのです。

 そうする事で心の奥から意欲や喜びが湧き、インスピレーションに導かれるようになるのです。私の考えでは、自己実現とは、魂の欲求が最大に満たされるような生き方をする事です。自分の魂の欲求に従う事はエゴイズムではありません。魂は発達するにつれて、他者への奉仕や貢献を求めるので、バランスがとれてゆくものです。
魂の欲求に基づいて生き生きとパワーを発揮する、そんな人生を選択したくはありませんか?

一霊四魂の現代的応用/参考になる書籍の紹介

 多くの人が潜在意識に、豊かになったり、成功したりすることを妨げる「隠れた信念」を持っていることが分かっています。
私は、潜在意識に存在する「隠された信念」をインナーチャイルドすべては変えられるh-200、インナーベビーという概念で表して、誰でもそれを簡単に自己分析できるようにしました。そして、自分でそれに向き合って変更する方法を含めて1冊の本にまとめました。この中で、ここで説明しました一霊四魂や魂の抑圧といったテーマも扱っています。LibertyWings®プログラムの最も根幹をなす考え方はこの本にまとまっています。
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